GitLab 15.3 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp
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製品アップデート
2022年8月にリリースされたGitLab 15.3の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された63の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。
本リリースでは、イシューでタスクを作成できるようになるなど、多くの新規機能の追加があります。お楽しみに!
イシューでのタスクの作成 / Create tasks in issues
これまでの GitLab では、説明文の中にマークダウンのチェックリストを使ってイシューを細かく分割することができました。しかし、このチェックリストでは、担当者の割り当てやラベル付けができませんでした。
本リリースでは、イシュー内に子アイテムのウィジェットからタスクを作成できるようになりました。その後、イシュー内でタスクを開いて、タイトルの更新、重みの設定、説明の追加を行うことができます。
タスクは、イシュー、エピックなどをワークアイテムに展開させるための最初のステップです。タスクに関するフィードバックや提案がありましたら、こちらのイシューにコメントをお願いします。
詳細は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)
GitOpsの機能がGitLab Freeで利用可能に / GitOps features are now free
プル型デプロイメントとも呼ばれるKubernetesクラスタの更新にGitOpsを使用すると、セキュリティモデルの改善、スケーラビリティと安定性の向上が得られます。
GitLab Agent for Kubernetesは、当初からGitOpsワークフローをサポートしていますが、これまではGitLab PremiumまたはUltimateでのみ、この機能が利用できました。本リリースでは、GitLab Freeをご利用の方も、プル型デプロイメントを利用できるようになりました。将来的に、Premiumにはマルチテナントサポートを追加する予定です。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)
パスワードの複雑性に関する要求事項の定義 / Define password complexity requirements
GitLabの管理者は、最小のパスワードの長さに加えて、パスワードに利用する文字種を定義できるようになりました。新しいパスワードを設定する場合に、以下を適用できます。
- 数字
- 英大文字
- 英小文字
- 記号
複雑なパスワードは漏洩する危険性が低く、パスワードの複雑さの要件を設定する機能は、管理者のパスワードポリシーの適用を容易にします。
この機能は、Self-managedのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
パイプラインエディターでデフォルトのブランチパイプラインをシミュレートする / Simulate default branch pipeline in the Pipeline Editor
パイプラインエディターは、コミットする前にパイプラインのシンタックスエラーを防ぐのに役立ちます。しかし、パイプラインのロジックの問題は発見するのが難しく、たとえば、ルールやneeds:によるジョブの依存関係などの誤りは、コミットしてパイプラインを実行するまで発見できないことがあります。
本リリースで、パイプラインエディターにパイプラインをシミュレートする機能を追加しました。以前はCI Lintツールで限定的に利用できましたが、今後はパイプラインエディターで直接利用できるようになります。
詳細は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)
すべての保護ブランチのみに対して承認ルールを追加 / Add approval rules for all protected branches
MR承認ルールをプロジェクト内の保護ブランチのみに適用することができるようになりました。
以前は、MR承認ルールを追加すると、すべてのブランチに適用されました。これは、機能ブランチ、短命なブランチや実験用ブランチの MR もすべて同じワークフローを使用しなければならないことを意味します。
保護ブランチの MR 承認ルールを作成することで、重要なブランチに適切なワークフローが確実に適用できる一方、同じレベルの制御を必要としない他のブランチの開発速度を低下させることはありません。
この機能は、SaaSおよびSelf-managedのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
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