GitLab 15.9 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp
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製品アップデート
2023年2月にリリースされたGitLab 15.9の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された105以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。
本リリースでは、過去のリリースと比較しても多くの機能追加がされています。その中でも進化を続けるタスク機能や、ソフトウェアサプライチェーン関連の機能が追加されています。お楽しみください。
UltimateのGuestユーザーのプライベートリポジトリ閲覧が可能に/Users with the Guest role can view private repositories
Ultimateの無料Guestユーザーは、管理者が許可を与えた場合、プライベートリポジトリのコンテンツを閲覧できるようになりました。管理者は API を使用して新しいロールを作成し、管理者がリポジトリの閲覧権限を許可したいユーザーにそのロールを割り当てる必要があります。
この機能は、SaaSおよびSelf-ManagedのUltimateでご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
複数のCode Ownerからの承認を必須とすることが可能に/Require multiple approvals from Code Owners
マージリクエストのCode Ownerによる承認のルールで、承認者数を設定できるようになりました。
CODEOWNERS ファイルを使って、ファイル、ファイルタイプ、またはディレクトリごとに、承認者数を設定できます。
これまでも、マージリクエストの承認ルールで承認者数を設定できましたが、その場合はブランチ全体に適用され、コードベースの特定の部分に適用することができず、不要なレビューが発生していました。
この機能は、SaaSおよびSelf-ManagedのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
重要なインシデントのタイムスタンプを追跡可能に/Track important incident timestamps on the incident timeline
インシデントタイムラインの各イベントに、予め決められた中から選択して、タグを付けられるようになりました。
これによって、インシデント・メトリクスを正確に追跡し、自分たちのパフォーマンスを理解することができます。追加されたタグは、タイムスタンプの横に表示されます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
グループオーナーが自社のSAML SSOで認証したユーザーの2FAを無効にすることが可能に/Group owners can disable 2FA for enterprise users
これまで、ユーザーが二要素認証(2FA)にアクセスできなくなった場合、そのユーザーはGitLabサポートに2FAをリセットするよう依頼する必要がありました。本リリースからは、グループオーナーが自社のSAML SSOで認証したユーザーの2FAを無効にすることができます。ユーザーの2FAを無効にした後、そのユーザーは再び設定するよう促されます。
この機能は、SaaSのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
「タスク」にさらに機能が追加
- Markdownのチェックリスト項目をタスクに変換/Use quick actions when editing a task’s description
- タスクの説明の編集時にクイックアクションが使用可能に/Use quick actions when editing a task’s description
イシューのMarkdownチェックリスト項目をシームレスにタスクに変換することができるようになりました。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
タスクの説明を編集する際に、クイックアクションのサブセットを使用できるようになりました。
今後、クイックアクションを追加し、タスクのコメントで使用できるようにする予定です。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
サプラインチェーンセキュリティを強化
ソフトウェアのサプライチェーンには、ソフトウェアを提供し、実行するために必要なすべてのものが含まれているはずです。そのサプライチェーンを保護することは、ソフトウェアだけでなく、周囲のクラウドネイティブインフラも同様に保護することを意味します。
本リリースでは以下の機能が追加されました。
- OpenID Connect (OIDC)でCI/CDのワークフローを保護
- CI/CDジョブトークンでアクセスできるプロジェクトを制御
- Secret Detectionでマージリクエストの全コミットをスキャン
機能削除に関して
機能削除に関しては、下記公式ドキュメントを参照してください。
非推奨: https://docs.gitlab.com/ee/update/deprecations.html
削除: https://docs.gitlab.com/ee/update/removals.html
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