フェニックスは何度でも蘇る #agile #devops #phoenixproject
この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
タイトルから"銀魂"、"聖闘士星矢"を連想され方、本記事はアニメとは一切関係ございませんのであらかじめご了承ください。
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↓ここからが本題です。↓
10月26日に横河レンタ・リース株式会社様にて2回目となるフェニックスプロジェクトワークショップを開催致しました!
・フェニックスプロジェクトワークショップとは?
・参加者の声
詳細は以前の記事にて説明しているので、今回は実施時のポイントや改善点の例、実施した際の様子を紹介していきたいと思います。
背景
以前複数の企業様からの参加によりフェニックスプロジェクトワークショップを開催した際に高い評価を頂いた村上さんにより、横河レンタ・リース様にて実施する形となりました。(今回は2回目となります。村上さん、ありがとうございます!)
1回目とは異なり、今回は主にエンジニア(現場)を主体となります。
ワークショップの学習目標
目標は「現場の環境でDevOpsを適用していくヒントを持ち帰ってもらうこと」です。
ワークショップでは仮想プロジェクトの実施を通してDevOpsの原則や手法を体感してもらいます。
キーワードで言うと「フロー」「見える化」「役割」「コラボレーション」「カイゼン」「ゴール」などがあります。
体感してもらうというのも重要な点ですが、それを現場に活かす方法まで考えてもらうことを目標にしています。
今回は11名のメンバーでプロジェクト始動です。
プロジェクト始動
流れ
実際に様々な機能を作ってリリースしていきます。
「プランニング」「実行」「振り返り」「カイゼン」を1セットとして4ラウンド回していきます。
1.プランニング
今回のラウンドで何をするか考えます。
具体的には以下のようなことを考える必要があります。
- どんな機能開発や問題対応を行うのか?
- どんなトレーニングを行うか?
- 計画は実際に対応可能な作業量か?
2.実行
プランニングで決めた対応を実施します。
ただし、皆さんご存知の通り、プロジェクトを実施していると計画していなかった機能追加や緊急度の高い問題が急に発生します。
急な割り込み作業への対応もポイントになります。
3.振り返り
プランニングと実行フェーズの行動を振り返り、「どこが良かったか」「どこに問題があったか」「プロジェクトは成功に向かっているのか」などの事実を確認します。
参加者と参加者、参加者と講師の対話を通して、様々なカイゼンの種を発見してもらいます。
参加者はプランニング・実行フェーズは作業に集中していることが多いため、客観的に俯瞰できている講師は「気付き」を最大化するお手伝いをさせてもらいます。
4.カイゼン
今のラウンドよりも次のラウンドで成果を出していくために具体的なアクションを決めます。
振り返りで見えてきた事実や、体験を通して感じた気付きをベースに参加者全員で考えてもらいます。
このループを4ラウンド回すことで徐々に学びがアップデートされ、チームが効果的に働くための何かが見えてきます。
クロージング
1日を通して学んだことを発表してもらいます。
また、学んで終わりではなく学んだモノを現場で活かして欲しいので「実際に明日から取り組むこと宣言」をしてもらいます。
メンバーの前で宣言することで変化の第一歩を踏み出せることを祈り、全行程終了になります。
全体を通して
4ラウンドを通して以下の内容を講師よりしつこく確認していきました。
- 仕事の流れはどうなっていたか。
- 優先順位はどうなっていたか。
- 誰がどの役割(orタスク)を実行していたか。
- 上記の内容は皆同じ認識だったか。
参加者の皆様にフェニックスプロジェクトワークショップのルールや役割は当日お話しするため、
覚えること・把握することではじめはパンク状態だったと思いますが最終的には一つずつ、一歩一歩改善していくことができたと思います。
長い時間皆さま本当にお疲れ様でした!!
ワークショップの様子
タスク内容を共有する参加者さん
以前は参加者として、
今回は立会として同席された村上さん、ニヤニヤが止まりません。
作業がはかどる参加者さんを後目にドヤる講師陣
参加者さんの明日からの改善宣言!!
集合写真
撮り忘れたーーーーーーっっっっ!!!!
かわりに参加者皆さまから最後に宣言(実際に明日から取り組むこと)した際の写真を貼ることにしました。
皆様もフェニックスプロジェクトワークショップを体験して現場の改善に役立ててみませんか?
クリエーションラインの支援が必要な場合はお気軽にご相談下さい。
(お酒と日本酒のために)日本全国どこへでも行きます。(笹さんが)