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TrelloとIFTTTを使ったカンバン管理 – 和訳ブログ編 #ifttt #slack #trello #kaizen

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本ブログ CL LAB では Docker BlogChef Blog の和訳記事を公開しています。本記事では、ブログの和訳を行う際の TrelloIFTTT を使ったカンバン管理について紹介したいと思います。

もちろん最初から「TrelloとIFTTTを使ったカンバン管理」ができていたわけではありません。そこに至るまでの道のりを少し過去に遡って見てみましょう。

目視の時代

太古の昔、わざわざ本家ブログを目視し、更新がないかどうかを確認していました。

しかし、その目視が めんどくさすぎる ため、次第に確認する頻度が下がっていきました。

Twitterの時代

次に Docker TwitterChef Twitter をフォローし、更新がないかどうかツイッターで確認することにしました。
普段からツイッターを使っていれば、わざわざ本家ブログを目視する必要がないので、問題なくなるはずでした。

しかし、そもそも 日本と米国で時差がある ために、必ずしもツイッターを見ている時間に更新があるわけでもありません(常にツイッターに張り付いていられるわけでもありません…)。また、 すべてのツイートがブログの更新通知でもない ため、ツイート内容を確認しなければいけないという手間が増えてしまいました。結局、これもダメでした。

Slackの時代

そして Slack が導入されたので、DockerチャンネルとChefチャンネルを開設し、 Slack に RSS フィードを追加する を参考に、それぞれのブログの RSS フィードをそれぞれのチャンネルに流すようにしました。
ツイッターと違って、確実にブログの更新であることと、遡るに適した範囲でログが残ることなどから、今度はうまくいったかに思えました。

が、チャンネルに流れるRSSの スニペットがでかすぎる ため、普段使いのチャンネルにとってものすごく邪魔でした。
また、結局ここから手作業でTODOリストに移さねばならず、まだ何かピースが足りない状況でした。

TrelloとIFTTTの時代

ここで和訳ブログのTODOリストが、別プロジェクトで使われていた Trello に置き換えられました。
さらに IFTTT とTrelloに連携機能があることがわかりました。

そこで、

  1. IFTTTで各ブログのRSSを取得する
  2. IFTTTでRSSをTrelloにカードとして追加する
  3. TrelloからSlackにカード追加を通知する(通知文はタイトルだけ)

という連携を設定することにしました。図にするとこんな感じです。

これによってできた Trello ボードはこんな感じです。実際のレーンはもうちょっと数が多いです。

これで次が達成されました。

  • 本家ブログやツイッターをわざわざ見に行かなくてよくなった
  • ログがきちんと残るので、後から参照可能に
  • Slackチャンネルへの通知が、邪魔にならない程度の情報量に
  • カンバン方式で状況の管理が可能に

ここ最近の和訳ブログの更新頻度の高さは、翻訳担当者の頑張りはもちろんのこと、この仕組みの構築の寄与が大きいと思っています。
このようなサービスの組み合わせによる効率化について、また今後も紹介したいと思います。

Author

Chef・Docker・Mirantis製品などの技術要素に加えて、会議の進め方・文章の書き方などの業務改善にも取り組んでいます。「Chef活用ガイド」共著のほか、Debian Official Developerもやっています。

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