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「オープンコンピュートプロジェクトジャパン」( Open Compute Project Japan ) の設立について

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2013年1月17日

弊社クリエーションラインを含めた日本企業約20社にて、オープンソースベースのクラウド基盤技術及びオープンコンピュートプロジェクトに関する知的財産を共有する「オープンコンピュートプロジェクトジャパン」(英文名称:Open Compute Project Japan)を設立いたしました。

オープンコンピュートプロジェクトジャパン (Open Compute Project Japan)

【概要】
データセンターの需要はクラウドコンピューティングの広がりにより、今後さらなる拡大、大型化の傾向にあります。 そのデータセンターには、社会インフラとして、その処理性能を高めると同時に、低コストを実現する経済性や電力消費量の低減等の環境対策が求められています。 そのため、高効率を実現するデータセンターファシリティーの要素 (サーバ、空調、電力等) のシステム仕様を検証し、そのナレッジのオープンモデル化、共有モデルを実現することにより業界の標準化と高効率大規模データセンターの容易な構築が可能になると考えます。

2011年4月にFacebook社が提唱したOpen Compute Project (OCP) は、スケーラブルなコンピューティングにとって、最も効率の良いサーバー/ストレージ/データセンターなどのハードウェアを設計し、また、提供していくための、エンジニアのコミュニティです。「オープンコンピュートプロジェクトジャパン」 (OCPJ) は、OCPの活動に賛同し、日本市場に向けてOCPの存在と意義を広報するとともに、日本からの提言も行います。

これまでのハードウェアベンダーが主導するモデルからデータセンター運営事業者やサービス提供者が主導するモデルへの大きな転換期を迎えようとしている今、「オープンコンピュートプロジェクトジャパン」は、高効率で低コストのデータセンターを追求するワールドワイドなエコシステムを推進することにより、業界とエンドユーザーに貢献したいと考えています。

【主な活動内容について】

(1)Open Compute Project 成果のシェア、日本からの提言

(2)国内ファシリティー開発者との技術情報のシェア

(3)日本国内の関連技術のオープンソース化

(4)先端データセンターによる実証実験(実証値測定)

(5)省電力化及び全体最適化、運転手法の実証実験

(6)海外情報、仕様のトランスレーション

(7)情報公開、共有手法の検討、

(8)ナレッジサイトの運営

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