IPAのクラウド関連の公募事業にクリエーションラインの産学連携プロジェクトが採択
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2009年11月24日
- IPAとして初めてのクラウド評価案件、フルOSSでのクラウド環境構築検証事業 -
クリエーションライン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:安田 忠弘、以下:クリエーションライン)は、北海道大学大学院情報科学研究科(鈴木 恵二教授)、株式会社インフォクラフト(本社:東京都調布市、代表取締役:荒川 淳平)、株式会社調和技研(本社:北海道札幌市、代表取締役:辻 順平)とコンソーシアム(共同事業体)を組織し、オープンソースクラウド基盤管理ソフトウェアである「Eucalyptus」等のOSSを活用したクラウド基盤システムを構築し、その実用性・有用性の実証・評価を開始します。 これは、経済産業省の独立行政法人である情報処理推進機構(IPA)の「クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価」事業の採択を受け、実行するものです。
IPA公募事業の採択結果のホームページ
http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/2009/cloud-tool/tender.html
今回の公募事業は、IPAとして初めてのクラウド評価案件である「クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価」で、クラウド管理ツールである「Eucalyptus」、システム運用管理ツールである「Zabbix」、仮想化管理ツールである「virt-manager」、及び認証基盤を構築するツールとしてSSOを実現するためのオープンソース実装である「OpenSSO」、ディレクトリサービスに接続するためのプロトコルである「OpenLDAP」を利用したクラウド環境を構築し検証・評価を実施します。また今回はAmazonEC2等のパブリッククラウドとの連携(ハイブリッドクラウド)についても検証・評価を行います。
クリエーションラインは以前より「Eucalyptus」の実用化検証などを実施しており、その成果報告として報告書を公開してきました。また弊社はその成果を元に「プライベートクラウド構築サービス事業」を2009年9月よりおこなっており、これらの活動を通じて得られた知識・ノウハウにより本事業を適切且つ迅速に検証・評価できることを評価されたと理解しております。