クラウド データプラットフォーム プロバイダーとしてMongoDBが果たす役割 ~Ventana Research 最新レポート~ #MongoDB #NoSQL #VentanaResearch
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本ブログは、2022年1月13日に公開されたMongoDB社のブログ:
「Ventana Research's Latest Report Highlights MongoDB's Role as a Cloud Data Platform Provider」の日本語翻訳です。
マーケット調査会社であるVentana Researchが先ごろ、MongoDBに関するAnalyst Perspectiveレポートを公開しました。MongoDBのデータプラットフォームが企業の開発スピード、データに基づく意思決定のスピードの加速に寄与していると当レポートでは述べられています。
また、従来のデータベースがクラウドベースの最新アプリケーション・データプラットフォームへと進化する過程を説明しながら、データプラットフォーム・ソフトウェアにおける現在・未来のトレンドを取り上げています。ここでは、それらを6つの主要トレンドとしてまとめました。
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非リレーショナルデータベースやNoSQLデータベースが増加しています。
これは、データベースに関してこれまでとは異なる認識や利用形態が企業で広まっていることを示す証拠であると言えるでしょう。 -
クラウドベースのサービスと製品が急速に普及しています。
リアルタイムで処理を行う、データ主導のアプリケーションの利用が増加していることから、組織はクラウドネイティブのデータプラットフォームが備える柔軟性、可用性、機能性をより重視するようになっていることが分かります。競争力の高い製品を短期間で開発し、高度にパーソナライズされたエクスペリエンスを実現し、ビジネスの俊敏性を高めるのに、クラウドベースは理想的であると言えます。 -
上記の結果として、データベースの運用要件は非常に厳しさを増しています。
アプリケーションの高度化に伴い、データベースは組織の成功を左右する要となるでしょう。アプリケーションの進化に追随し、常に競争優位性を維持しようとするのであれば、MongoDB Atlasのような、統合型の強力なアプリケーション・データプラットフォームが不可欠になるのは間違いありません。 -
コンバージェンスが非常に重要になってきています。
企業が新しくより優れた運用データプラットフォームを求めると同時に、リレーショナルデータベースのプロバイダーや非リレーショナルデータベースのプロバイダーも、従来は競合相手が支配的な立場にあった領域に進んで参入していくことが予想されます。たとえば、(MongoDBのような)非リレーショナルデータベースは、ACIDトランザクションなどのリレーショナル機能を付加しており、一方のリレーショナルデータベースでは、グラフやドキュメントをはじめとする、非リレーショナルデータモデルとの互換性を提供しています。 -
ハイブリッドモデルやマルチクラウドモデルを選択する企業が増えています。
MongoDB Atlasのマルチクラウドクラスターでは、Google CloudのAIツールのようなプロバイダー独自の機能を通じて、地理的に異なる複数のリージョンでの可用性を高めたり、ダウンタイムなしでクラウドにデータを移行させたりすることができます。 -
非リレーショナルデータベースやクラウドネイティブのデータベースはより強力に、そして顧客にとってより魅力的な存在になっています。
コンバージェンスと競争のおかげで、非リレーショナルデータベースの機能は一段と強化され、さらに進化し続けています。具体的には、リアルタイムアナリティクスの機能や豊富な視覚化の機能、モバイルデータとの同期、ストレージ機能の面で向上が見られます。
『Ventana Research Analyst Perspectives』を是非ご覧ください。データに関する現在の状況と将来の可能性を詳細にご理解いただけます。