GitLab 17.6 製品アップデートニュース #GitLab #GitLabjp
製品アップデート
2024年11月21日にリリースされたGitLab 17.6の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された150の改善点のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。
本リリースでは、GitLab Duo に多数の機能追加/改善があった他、小粒ながら日々の開発のペインポイントを改善する機能追加/改善が多数提供されました。
機能追加
モデルレジストリが一般公開
GitLabのモデルレジストリが一般公開されました。GitLabワークフローの一部として機械学習モデルを管理するための集中ハブになります。モデルカードで、モデルのバージョンを追跡したり、成果物やメタデータを保存したり、包括的なドキュメントを維持したりできます。
モデルレジストリは、MLflowクライアントとネイティブに連携し、CI/CDパイプラインに直接接続することで、モデルの自動デプロイとテストを可能にします。MLOpsチームは、GitLab API内で、CI/CD統合とセマンティックバージョニングを活用して、本番デプロイメントを円滑にすることができます。
ご意見・ご要望は、こちらのフィードバック・イシューまでお知らせください。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
Pagesサイトを任意のCI/CDジョブでデプロイ
Pagesデプロイジョブのの名前を “pages” にする必要がなくなりました。本バージョンから、pages属性を使用して任意のCI/CDジョブでPagesデプロイメントをトリガーすることができます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
スケジュールされた日時でマージ
マージリクエストの中には、本番環境へのデプロイなど、特定の日時が過ぎるまでマージを保留する必要があるものもあります。マージ権限を持つユーザーをその日時にタイムリーに確保するのは容易ではありません。
本バージョンから、マージリクエストを作成または編集する際に、マージする日時を指定できるようになりました。この日時が過ぎるまでは、マージリクエストがマージされないようにすることができます。以前にリリースされた自動マージの改善機能と組み合わせて使用することで、マージリクエストのマージを柔軟にスケジュールできます。
これはNiklas van Schrick によるコミュニティ貢献です!
詳細はこちらをご覧ください。(英語版)
GitLab Duo関連機能
GitLab Duoに多数の機能追加や改善が提供されました。
【Duo Pro】
- GitLab Duo Pro用AIインパクト分析API (Premium+, Duo Pro+)
- 自動リポジトリ X-Ray(Premium+、Duo Pro+)
- GitLab Duoの企業ネットワーク (proxy) サポート(Premium+、Duo Pro+)
- GitLab Duo ユーザーを割り当てシートでフィルタリング(Premium+、Duo Pro+)
- GitLab Duo シート割り当てのメール通知(Premium+、Duo Pro+)
【Duo Enterprise】
- GitLab Duo Chat のセルフホスティングモデルの使用(Ultimate、Duo Enterprise)
- GitLab Duo Enterprise のユーザーごとの使用状況のクエリ(Ultimate、Duo Enterprise)
その他にも便利な機能追加がありました
詳細はリンクをご覧ください。
- マージリクエストのレビュアー割り当ての強化
- デプロイメントの詳細ページにリリースノートを表示
- CI/CDジョブトークン認証の追跡
- グループ Web Hook のプロジェクトイベントが追加 (Premium+)
- JaCoCoテストカバレッジの可視化が一般公開
- OTP認証デバイスとWebAuthnデバイスの有効無効を個別に変更可能に
- トップレベルグループ Owner がサービスアカウントを作成可能に (Premium+)
- ユーザーリストにサービスアカウントバッジを表示 (Premium+)
ご質問・ご相談
GitLabに関するご相談・お見積りをご希望される場合など、お気軽にご連絡ください。