GitLab Meetup Hybrid開催:GitLabコミュニティのアツさを感じた3時間
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はじめに
こんにちは。GitLab担当の宗形です。先月ブログでお知らせしたとおり、8/2にGitLab Meetup Hybridを開催いたしました!
前回のブログでも触れましたが、オンラインイベントは1年半ぶり、リアルイベントはコロナ禍以前の2019年12月開催「GitLab Women #3 (GitLab Meetup Tokyo #20)」以来、3年8か月ぶりです。
今回のブログではその模様をお伝えします。
リアル会場の模様
弊社、クリエーションライン株式会社の中二階がリアル会場でした。
入口の掲示です。
準備風景です。
受付には、GitLab合同会社さんからご提供いただいたGitLabのオリジナルグッズ、ステッカーが並べられていました。
オープニングトーク
はじめに、@jeffi7さんからのオープニングトークです。(なおjeffi7さんはこちらのブログ「GitLabのコミュニティSlackでトラブルシューティングをした話」でも登場しています)タイムテーブル・スピーカーの紹介、会場の注意事項などに続いて、申し込み時に回答していただいたアンケート結果も紹介していただきました。今回、6割以上が初参加だそうです。新しい参加者が増えてくれるのは嬉しいですね。
セッションの模様
スーパーソフトウェアエンジニアになるためのGitLab AI活用術
最初のセッションは、GitLab合同会社の小松原つかささんです。待望のGitLabのAI活用機能、GitLab Duoについての紹介でした。GitLabのAI機能については、まだ日本語の情報が少ないのもあって、知りたい方が多いのではないでしょうか。Code Suggestionsをはじめ、さまざまなAI活用機能について「例えば、こんな時に活用できますよ!」と、具体的な利用シーンを交えながら説明して下さいました。
VMwareの運用シーンでもできる GitLab CI/C
続いてのセッションは、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の山本さん、平野さんです。ネットワークサービス事業の会社として良く知られているIIJさんでは、インフラ構築の現場でGitLabが活用されています。
VMWare環境の構成管理にAnsibleを利用し、GitLabのCI/CDで管理している事例をご紹介いただきました。山本さんがリアル会場、平野さんがオンライン参加と、ハイブリッドなセッションでした。
LT(Lightning Talk)の模様
一旦休憩を挟みまして、次はLT(Lightning Talk)です。3人の方にご登壇いただきました!
GitLab Mobile DevOps -SaaS runners on macOS (Beta) の紹介-
一人目は、n11sh1(Niishikubo)さん (@zyyx-kubo)。Mobile DevOps(Experimental)でモバイルアプリの開発を行い、Mac用のSaaS Runnerを活用しているそうです。以前はMacのRunnerを使うには実機の準備が必要でしたが、SaaS RunnerにMac版ができ、Beta版でもほぼ問題なく利用できて速度も早くて便利、とのことでした。
当日のスライドはこちらです。
チーム作りを考えはじめたらGitLab Handbookの『Building High Performing Teams』を読んでみよう
二人目は、リモートで参加のtoyamarinyonさん。
ソフトウェアのGitLabではなく会社としてのGitLabの持つカルチャーについての話題です。現在フルリモートの会社を経営されているtoyamarinyonさんは、GitLab Handbookを参考にしているそうです。
「企業文化を作る上で大切にしていることは?」という質問には、こちらのブログ(「リモート開発を助ける『思いやりのある文章』の書き方」)を紹介しながら、「思いやりのあるコミュニケーション」と回答されていました。
また、GitLab合同会社の小松原さんから補足として、9/23発売のGitLab Handbookに関する書籍の紹介がありました。(GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ)
Node-REDのフローファイルをGitLabで共有してみる
三人目は、kazuhitoyokoiさん (@kazuhitoyokoi)。Node-REDはオープンソースのフローベースのビジュアルプログラミングツールです。産業向けIoT分野で特に広く使用されているそうです。kazuhitoyokoiさんはNode-REDの開発メンバーでユーザグループ運営メンバーでもあります。Node-REDのGit連携機能を使えばGitLabでフローを共有でき、Gitに詳しくない工場のエンジニアの方も使いこなしているそうです。
実際に動作している動画のデモもありました。今秋に書籍も出版予定だそうです!
当日のスライドはこちらです。
LTにご登壇いただいた3人の皆さん、ありがとうございました!
懇親会
終了後は懇親会を開催し、交流を深めました。
GitLab合同会社さんには、懇親会のフード&ドリンクスポンサーをしていただきました。
テーブルごとにテーマを設けて語り合いました。やがて、話題はGitLab以外に移って盛り上がっていた所もあったようです。
こちらはハイブリッドテーブル。リモートの人たちと会話できます。
おわりに
振り返ると今回のMeetupは、AI活用に始まり、インフラ構築、モバイルアプリ、会社としてのカルチャー、IoTと、とても幅広い内容でした。GitLabがさまざまな場面で活用されていることを改めて実感できたと思います。
connpassでイベントを公開して募集を開始してから、すごい勢いで申し込みがあり、あっという間に席が埋まっていきました。
こんなに多くの方がGitLabに興味を持っていて、このようなコミュニティの集まりを望んでいた、待っていたということがわかりました。
久しぶりのリアルイベントの熱量を感じましたし、遠方の方もオンライン参加で楽しんでいただけたようです。
「コミュニティイベントっていいな!」と改めて思いました。
さて、今回は聞く側として参加された方も、なにか話したい、共有したい話題をお持ちだと思います。次回以降はぜひスピーカーとして、LTやセッションに登壇しませんか?
そして、コミュニティMeetupのスタッフも常に募集しております。ぜひご協力をお願いいたします。
コミュニティのSlackはこちらから参加できます。
https://join.slack.com/t/gitlab-jp/shared_invite/zt-1le9gac4x-pmeG9HoMdfazPFEvJdyWvQ
次回はあまり間をおかず、開催したいと思います。
みなさん、ありがとうございました!
またお会いしましょう。