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GitLab 14.5 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp

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製品アップデート

2021年11月にリリースされたGitLab 14.5の製品アップデートをお知らせします。同月に追加された40以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。

今回のリリースではIaCセキュリティスキャンが導入されました。特にAnsibleやTerraformやKubernetesをご利用中の方は必見です!
後半にはGitLab関連トレーニングのご案内も。是非ご覧ください。

IaC(Infrastructure as Code)セキュリティスキャンの導入/Introducing Infrastructure as Code (IaC) security scanning

Gitlab 14.5では、Infrastructure as Code (IaC)の設定ファイルに対するセキュリティスキャンが導入されました。他のSASTスキャナと同様に、IaCの普及に伴い安全なコーディングを促進するために、この機能をすべてのお客様に無料で提供することにしました。このIaCセキュリティスキャナーの初期バージョンは、Terraform、Ansible、AWS CloudFormation、Kubernetesの設定ファイルをサポートしており、オープンソースのKeeping Infrastructure as Code Secure(KICS)プロジェクトに基づいています。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

Geoがセカンダリノードを昇格させるための単一のコマンドを提供/Geo provides a single command to promote a secondary node

フェイルオーバーを行う際、今までマルチノードのサイトでは、各ノードの設定ファイルを手動で編集する必要がありました。
本リリースから、管理者はGeoセカンダリサイトのどのノードでも”gitlab-ctl geo promote”を使ってプライマリに昇格させることができるようになりました。ディザスタリカバリのシナリオや計画的なフェイルオーバーでは、セカンダリサイトをプライマリに昇格させる際の時間を節約し、潜在的なエラーを減らすことができます。また、このコマンドを使用すると、フェイルオーバープロセスのスクリプト化が容易になります。この機能は、Self-managedのPremium以上でご利用いただけます。
GitLab 14.5では、”gitlab-ctl promote-to-primary-node”および”gitlab-ctl promote-db”コマンドは非推奨となり、GitLab 15.0では削除されます。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)

GitLab Kubernetes AgentがGitLab Freeで利用可能に/GitLab Kubernetes Agent available in GitLab Free

GitLab Kubernetes AgentでKubernetesクラスタを接続することで、クラスタアプリケーションのセットアップを簡素化し、クラスタへのセキュアなGitOpsデプロイを可能にします。当初、GitLab Kubernetes AgentはPremiumユーザーのみが利用可能でしたが、オープンソースに敬意を示し、本リリースからGitLab Kubernetes AgentとCI/CD Tunnelのコア機能をGitLab Freeに移行しました。オープンソースの機能は、専任のインフラチームを抱えたり、クラスタ管理にコストをかけることができない多くのユーザーにとって魅力的なものであると期待しています。より高度な機能 (Agent’s GitOps workflow、GitOps deployments、Kubernetes Network Security Alerts) は、引き続きGitLab 有償版の一部として提供されます。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
詳細に関する動画は、こちらをご覧ください。(英語版のみ)

マージリクエストの承認に関するグループレベルの設定/Group-level settings for merge request approvals

マージリクエストの承認設定の値をグループレベルで定義し、適用させることができるようになりました。これらの値はグループ内のすべてのプロジェクトに継承されます。
グループレベルでのマージリクエスト承認により、組織はすべてのチームで適切な職務分掌を容易に行えるようになります。これまでは、すべてのプロジェクトを更新する必要がありましたが、今後は1つの場所で設定を指定するだけで済みます。まとめると、以下のようになります。

・プロジェクトで一貫した職務分掌のワークフローを使用することを強制できる。
・すべてのプロジェクトの設定が変更されていないかどうかを手動で確認する必要がない。

この機能は、SaaSおよびSelf-managedのPremium以上でご利用いただけます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

マージコミットメッセージテンプレート/Merge commit message template

マージコミットは、プロジェクトのコミット履歴に何がなぜマージされたかという重要なコンテキストを提供できます。しかし、マージする前にマージコミットを編集しないと、他のユーザーは、そのコンテキストを得るために、マージリクエストを見に行く必要があります。
今回のリリースで、プロジェクトのメンテナーが、デフォルトのマージコミットメッセージテンプレートを設定できるようになりました。これにより、プロジェクトは標準的なマージコミットのテンプレートを指定し、変数を使用してこれらのメッセージにさらに詳細な情報を追加できます。
この素晴らしいコントリビューションをしてくれたPiotr氏に感謝します。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

Jupyter Notebookファイルのクリーンな差分/Cleaner diffs for Jupyter Notebook files

Jupyter Notebookは、データサイエンティストや機械学習エンジニアのワークフローの要になっていますが、そのファイル構造によってコードレビューが困難でした。
本リリースから、GitLabではこれらのファイルからノイズを自動的に取り除き、よりクリーンな diff を表示できるようになりました。人間が読むことのできる diff は、Jupyter Notebook用にフォーマットを気にすることなく、変更内容を簡単に確認することができます。

詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)

[機能削除]

近々予定されている機能削除は、こちらに掲載されるようになりました。

GitLabに関する情報

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◆【初級】GitLabトレーニング 2022年3月8日(火)・9日(水)開催
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その他トレーニング情報

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