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Google Cloudの認定資格の解説と取得して感じたこと #GCP

はじめに

本記事では、Google Cloudの認定資格について興味がある方向けに、資格の概要や種類、取得することのメリットについてご紹介します。また、私がGoogle Cloud認定資格を受験して感じたこと、受験の際にやっておいて良かったことをご紹介したいと思います。
ぜひ本記事を参考にしていただき、Google Cloudの認定資格に興味を持っていただけたら取得を目指していただき、クラウドに関するスキルアップに繋げていただければと思います。

概要

 Google Cloud 認定資格はGoogle社が提供している公式の資格であり、各職務において必要な知識、スキル、能力が評価することができます。認定資格を取得することで個人のキャリア促進や、高いスキルを備えたチームの証明・構築に役立ちます。資格の種類としては基礎レベルからprofessionalレベルまで11の資格がありますが、基礎から順番に受験する必要はなく、自分の受験したい資格を選択して受験することができます。期限は、認定を受けた日から 2 年間有効です。認定資格を維持するには、再認定を受ける必要があります。

Google Cloud 認定資格の概要

Google Cloud認定資格の一覧

名称レベル受験料試験時間言語備考
Cloud Digital Leader基礎$99
(税別)
90 分英語、日本語Google Cloud の実務経験は必要ありません
Associate Cloud Engineer初級~中級$125(税別)2 時間英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語Google Cloud での構築経験が 6 か月以上を推奨
Professional Cloud Architect上級$200(税別)2 時間英語、日本語業界での職務経験が 3 年以上あり、Google Cloud の使用経験が 1 年以上を推奨
Professional Cloud Database Engineer上級$200(税別)2 時間英語のみ
Professional Cloud Developer上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Data Engineer上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Cloud DevOps Engineer上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Cloud Security Engineer上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Cloud Network Engineer上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Google Workspace 管理者上級$200(税別)2 時間英語、日本語
Professional Machine Learning Engineer上級$200(税別)2 時間英語のみ 新しい Professional Machine Learning Engineer 試験は、11 月 20 日に開始

基礎編:Cloud Digital Leader
実務経験は必要なく、エンジニア以外の方にもおすすめの初心者向けの試験です。

アソシエイト編:Associate Cloud Engineer
Google Cloud での構築経験が 6 か月以上が推奨されています。Google Cloud のエンジニアとして基本的なスキルを持っていることが証明できます。

プロフェッショナル編:Professional Cloud Architectの他、全9種類の試験が用意されています。
業界での職務経験が 3 年以上あり、Google Cloud の使用経験が 1 年以上を推奨されています。各分野の専門的な知識やスキルを備えていることが求められ、ビジネス的な観点での知識も必要になります。

また、一部の試験は日本語での受験が出来ず、英語のみとなっているので、注意が必要です。

受験方法

試験を受験する方法は2通りあります。

  • テストセンターでオンサイト監視試験を受験する
  • 自宅またはオフィスなどで遠隔監視オンライン試験を受験する

自宅またはオフィスなどで受験する場合は、部屋に人がいないことやPC周りに物がないこと、テスト中はカメラをオンにする必要があります。それらが難しい場合はテストセンターで受験するほうが良いでしょう。
その他、詳細についてはこちらのサイトからご確認ください。

取得することで得られるメリット&受験してみた感想

メリットとしては以下が挙げられます。(公式から抜粋)

  • デジタルバッジと証明書を取得して、ソーシャル メディアで実績をアピールできます。
  • Google Cloud 認定資格を取得すると、資格取得者限定の Google Cloud Certified デジタル ツールキットを獲得できます。
  • プロフェッショナル レベルの認定資格を取得した方は、認定を受けた記念として、Google Cloud Certified グッズを選ぶことができます。(マグカップやパーカーなどがありました。)
  • Google Cloud Certified コミュニティに参加して、ビジネス上のネットワークを築き、他の認定資格取得者と交流できます。
  • Google Cloud Certified コミュニティのための Google Cloud Certified ディレクトリに登録して、新たな雇用機会を見つけることができます。
  • Google Cloud 主催の業界イベントに参加できます。
  • 期限切れの認定資格の更新に 50% の割引が適用されます。

認定資格を取得するメリット

受験前にしておいて良かったこと

私は2022年にAssociate Cloud EngineerProfessional Cloud Architectをテストセンターで受験し取得しました。受験前にやっておいて良かったことを簡単に記載します。

  • 全体的な概要・用語などはGoogleの公式ドキュメントを読む
    Googleが公開している情報なので、最新情報をいち早く得ることができます。
  • 公式のGoogle Cloud トレーニングを利用して学習
    ハンズオンで実際にリソースを作成しながら学習することができます。
  • Udemyで問題を繰り返し解く。(個人的に一番やっておいて良かったことです。)
    実際の試験問題に近いレベルで、問題に慣れることができます。

受験してみた感想

私がAssociate Cloud Engineerを受験したときは、Google Cloud歴が6か月ほどでしたが、それまでに他のクラウドを触っていたこともあり、クラウドの全体的な理解はある状態だったかと思います。そんなレベルで受験しました。Associate Cloud Engineerは、やはりGoogle Cloudのサービスを理解した上でどのようなソリューションを提供できるかという問題が主になっていますので、日ごろからGoogle Cloud Consoleを触ってサービスの理解を深めておいていたことが良かったと感じました。
Professional Cloud Architectは、Google Cloudを触り始めて12か月くらいで取得しました。こちらはどちらかというと、ひたすらUdemyの問題を解き、問題に慣れてから挑みました。既にある程度Google Cloudのサービスの理解が深まっていた状態だったので、私の感覚だと難しかったというわけではなかったです。Associate Cloud Engineerを取得し、さらに継続してGoogle Cloudを触っている人であれば、そこまで壁は高くないと思います。

まとめ

Google Cloud認定資格について簡単にご紹介しました。Google Cloudは3大クラウドの中では比較的高い成長率を維持しています。Google Cloudを利用したクラウド環境の構築・運用など、ご利用のご予定がありましたらぜひクリエーションラインまでご相談ください。

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クリエーションラインは2023年度からクラウドサービスを提供するチーム「クラウドソリューションチーム」を発足致しました。

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