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残り1年に迫ったWindows Server 2008サポート終了に備えて: まだ間に合う! 簡単ですばやいレガシーアプリケーションのモダナイズ化 #docker

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Microsoft社は、あと1年ほどでWindows Server 2008のサポートを終了します。これについて企業は適切な対応を計画しておかなければ、ビジネスに大きな影響を及ぼしかねません。定期的なパッチの発行がないなかで、セキュリティとコンプライアンスのリスクが急激に高まり、メンテナンス費用も急増するでしょう。

企業は残り1年間でどのような対策をとるべきなのでしょうか。その簡潔な答えは、エンタープライズコンテナプラットフォームです。これにより、メンテナンスが難しく高額な費用のかかるアプリケーションから、効率的で優れた安全性と可搬性をもつアプリケーションにすばやく簡単に作り変えることができます。これらのアプリケーションは、最新のWindows Server (Windows Server 2016およびそれ以降のバージョン)またはクラウドなどモダンなインフラストラクチャに適したものです。エンタープライズコンテナプラットフォームという対策をとることで、膨大な費用を削減することができ、またアプリケーションのライフサイクル全体におけるセキュリティとパフォーマンスの向上にもつながります。

これまでにも私たちは、2020年1月のWindows Server 2008に対するサポート終了を迎える準備として、既存のWindows Serverアプリケーションをモダナイズしたいとする企業ユーザからの急を要する要求を受けてきました。その過程で学んだことを、次の5つの重要なポイントとしてまとめました。

1. 既存のアプリケーションによるパワービジネスの現状

世界的に大規模なビジネス(または企業)は、レガシーアプリケーションを実行しているという事実があります。これらのレガシーアプリケーションは、企業がコンテナ化しモダンな環境へ移行すれば、ハイブリッドまたはマルチクラウド環境において、より高い安全性およびコストパフォーマンス、そして可搬性を実現し、価値を生み続けることができます。

2. セキュリティリスクおよびコンプライアンスリスクを負うことは避けられない事実

3年前にMicrosoft社がWindows Server 2003のサポートを終了して以来、この製品はセキュリティパッチが適用されておらず、Microsoft社からの技術サポートも受けていません。2020年1月には同じことがWindows Server 2008に起こるのです。その結果、有害なウイルスやその他の悪意あるソフトウェアなど、あなたのビジネスを脅かすリスクは増大します。Docker EEは企業に、アプリケーションのライフサイクル全体にわたる総合的なセキュリティを提供しています。ソフトウェア開発過程における一貫性を維持するためのイメージ署名や、検証済みで安全なアプリケーションであることを保証するセキュリティスキャンなど、監査可能な一連の保護機能もその1つです。

3. 可搬性に優れクラウドに適したアプリケーション

Windows Serverのレガシーアプリケーションをコンテナ化することで、クラウドへの移行は加速し、環境およびインフラストラクチャ全体に優れた可搬性をもたらします。そしてこれらのことは、コードを一行も変更することなく実現できるのです。Docker EEによって企業が得られる柔軟性とは、ベンダーロックインを回避し、企業の現在そして未来のニーズに基づいてオンプレミスやハイブリッド/マルチクラウド環境にデプロイできる柔軟性です。

4. 投資利益率は測定可能で即時に

アプリケーションのモダナイズのための伝統的な技術は通常、完全なアプリケーションの書き直しを中心とし、回収できるまでに何年もかかる投資を強いるものでした。一方、アプリケーションのコンテナ化においては、オンプレミスであるかクラウドであるかに関わらず、セキュリティの強化から費用の効率化のためのガバナンスまで、企業はコンテナの恩恵を実感できます。VMの使用削減や運用上のコストダウンによって、パッチやメンテナンスのための支出が削減でき、その費用を戦略的ITの取り組みに割り当てることができます。

5. 変化することは簡単だ

アプリケーションをWindows 2016およびクラウドで実行できるようにすることに煩雑な作業は伴いません。Docker EEを使えば、複雑な作業は必要なくなるからです。ほとんどのアプリケーションはDocker EEを使えば、コード変更不要でコンテナ化できます。私たちはまた、つい先日、Windows ServerアプリケーションのDockerへの移行プログラムを公開しました。これは、レガシーなWindowsプリケーションの移行とモダナイズを簡単に実行可能とするための、特別なツールやサービスをまとめたものです。Docker EE 2.1の一部であるDocker Application Converterは、自動で特定のアプリケーションのシステムスキャンを行い、自動でDockerアーティファクトを作成してコンテナ化プロセスを加速します。これによりコンテナ化プロセスをさらに単純化することができました。

Dockerのエンタープライズコンテナプラットフォームが、あなたの企業のレガシーなWindows Serverアプリケーションの簡単なモダナイズに際して、いかにお役にたてるか、もっと知りたい方は:


原文: 5 Ways to Beat the Clock on Windows Server 2008 End of Support

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