[和訳] DockerConサンフランシスコ2018 第1日目 基調講演ハイライト #docker
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本稿は DAY 1 KEYNOTE HIGHLIGHTS FROM DOCKERCON SAN FRANCISCO 2018 (2018/6/14) の和訳です。
サンフランシスコからこんにちは。今週の火曜日にDockerConがスタートし、1日目のジェネラルセッションでは、多くのデモやユーザゲストによる講演会を行い、刺激にあふれていました。
Docker社のCEOである司会のSteve Singhがジェネラルセッションのトップバッターで、次の3つを保証するお約束をしました。選択の自由、開発および運用におけるアジリティ、そして各企業のイノベーションへのカギを握るコンテナプラットフォーム全体にいきわたるセキュリティです。Docker社は今後も、皆さまのようなイノベータに必要な、統合したツールセットを快適にお使いいただける形でお届けします。
1日目は、Docker DesktopおよびDocker Enterprise Edition (Docker EE) 両者に取り入れた3つの新機能のデモにも焦点を当てました。この3つの機能はまだ一般利用可能ではありませんので、 ベータ版のお知らせ に登録してください。
- Docker Desktopの特徴は、コンテナアプリケーションの開発を容易にする既存のCLIに加え、 グラフィカルなユーザインターフェイスおよびテンプレートやワークフロー です。
- Docker EEは、 KubernetesのWindows Serverサポート を統合しています。Docker EEにはLinuxコンテナ向けKubernetesはすでに統合済みで、現在はWindows Server向けの運用可能なモデルへと拡張しています。
- Docker EEにおける アプリケーション管理の統合 は、オンプレミスクラスタ全体と、GKE、AKS、EKSなどのクラウドがホスティングするKubernetesサービスを単一のインターフェイスに統合するためのものです。
McKesson社のシニアバイスプレジデントである Rashmi Kumar氏がサプライチェーンについて、同社のシニアバイスプレジデントであるAndy Zitney氏はエンタープライズプラットフォーム、アーキテクチャ、イノベーションについて、同社におけるDockerの運用例をお話しくださいました。講演では、北米全土における処方箋の3分の1を扱う製薬会社のサプライチェーンのデジタル化支援をしていたMcKesson社が、新たにMcKessonラボとなり、いかにしてDockerの導入により開発者に強大な力を与えるまでに至ったかという、コンテナ化がMcKesson社の転換に貢献した2つの事例についてお話しいただきました。