[和訳]Docker for Mac およびDocker for Windows の公開ベータ版のお知らせ #docker
この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
本稿は
Announcing the Docker for Mac and Windows Public Beta/a> (2016/5/13) の和訳記事です。
3月に我々はDocker for MacとDocker for Windowsという新しい野心的なプロジェクトをローンチしました。MacとWindowsでネイティブのDocker を体験できるようにし、デベロッパーが彼ら自身の環境でDockerをより簡単に利用するようにすることが我々の主要な目標です。そして何千人もの方が賛同してくれました。3万人以上が最初の24時間に応募してくれました。そして先週までに、7万人以上を受け付けました。
そして今では、開発を始めるのに必要なものはDockerとテキストエディタのみです。アプリをデバッグするためだけに依存性のあるツールややランタイムをインストールする必要はありません。
そして本日、我々はDocker for Mac とfor Windowsのベータ版をすべての方に公開したということをお知らせします。そしてベータ版とともに、新しいDocker 1.12のRC版を利用することができます。
Docker 1.12には、Dockerコミュニティからの要望が多かった、先進的なオーケストレーション機能が含まれています。しかし、Dockerの使いやすさはそのままです。Docker 1.12以降では、コンテナだけでなく、複数階層に分散されたアプリケーションを、ネイティブにデプロイ・管理することができます。分散されたアプリケーションバンドルを作成することでそれが可能となるのです。
まずはDocker for MacまたはDocker for Windowsをダウンロードしてこれを実行してみてください。
docker swarm init
docker network create -d overlay nginx_net
docker service create --name nginx --replicas 2 --network nginx_net -p 80:80/tcp nginx
これで、二つのコンテナにバックアップされた永続的なnginxサービスが作成できます。Docker アプリを停止、再起動してみてください。そして、Dockerが再起動後にコンテナのバックアップを作成することに気をつけてください。これは本番環境にDockerをデプロイするための素晴らしい機能です。Docker for MacおよびWindowsを使って、ご自身のデスクトップで試すことができます。詳細についてはDocker 1.12の概要と、分散アプリケーションバンドルについてのブログ記事を見てください。
Docker における私たちの目標は、
・コンテナを稼働したいところでDockerをデプロイするシンプルで速いインストーラ
・Dockerを素早く、安全に実行するために、基盤インフラと密に統合する
・最新で最高のDockerのバージョンを利用可能にし、バージョン間の確かなアップデートパスを提供する
Docker for Mac とfor Windowsは、MacとWindows上でシームレスな開発環境を提供することでこれを達成することができます。
主な機能は:
・各プラットフォーム用に構築されたハイパーバイザーを用いた、より高速で信頼のおけるネイティブ開発環境(Virtual Boxはもう不要です!)
・コンテナ内デバッグと開発。コンテナ内でファイル変更と更新があると自動的にDocker Engineに通知をするよう、ボリュームサポートを改善しました。これにより、依存性のあるツールややランタイムをインストールする必要なく、テキストエディタとDockerのみで開発を開始することができます。
・Docker for Macおよびfor WindowsがVPN環境でも機能するネイティブネットワーク
詳細やデモンストレーションはこのディープダイブビデオを見てください。
Dockerに関してさらに学ぶには
・Docker初心者は、10分のオンラインチュートリアルをご覧ください。
・画像、自動構築などを無料のDocker Hubアカウントでシェアしてみましょう。
・Docker 1.12リリースノートを読んでみましょう。
・Docker Weeklyを購読してみましょう。
・次に予定されているDockerオンラインMeetupに登録してみましょう。
・次に予定されているDocker Meetupに参加してみましょう。
・DockerCon 2016に登録してみましょう。
・DockerCon EU 2015のビデオを見てみましょう。
・Dockerコミュニティへの貢献を始めましょう。