[和訳] ChefDK 0.3.6 リリース! #getchef
この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
本稿は ChefDK 0.3.6 Released! (2015/01/20) の和訳です。
シェフのみなさん、こんにちは。
本日ChefDK 0.3.6をリリースしました。このリリースは次の新要素群を含みます。
- 独自のCookbookジェネレータがconfig.rbやknife.rbで設定できるように。
- chef generateが新しいRecipeに対するChefSpecテストを生成するように。また、kitchen.yml生成時にServerspecテストを生成するように。
- chef shell-initがPowershellをサポート。
- Policyfile.lock.jsonを再構築するchef updateコマンドを追加。
- Policyfile.lock.jsonで参照されているCookbookをエクスポートするchef exportコマンドを追加。
- Policyfileプロビジョナを導入したTest Kitchen 1.3.1
- Berkshelf 3.2.3
- その他多数。すべての新要素は変更履歴を参照してください。
新しいリリースを取得できるようにダウンロードページを更新しました。このリリースを試してみて何か問題があればお知らせください。
なお、これはChef 11を含んだChefDKの最終リリースになるでしょう。ChefDK 0.4.0はChef 12でリリース予定です。
変更履歴
- ポリシーファイルでmetadata.jsonのみを含むCookbookのサポート。
- ポリシーファイルDSLに名前つきrun listを追加。ただし、この機能はChef Clientがサポートするまで利用不可。
- Cookbookジェネレータが任意の名前をつけられるように。--generator-cookbookの引数は、Cookbookジェネレータを含むディレクトリのパスではなく、Cookbookのパスになる。
- 独自のCookbookジェネレータは、~/.chef/config.rbまたはknife.rbのchefdk.generator_cookbookによって設定可能に。
- Policyfile.rbの変更を反映してPolicyfile.lock.jsonを再構築し、バージョン制約に適合するようにCookbookを最新のバージョンに更新する、chef updateコマンドを追加。
- chef exportコマンドを追加。このコマンドは、Policyfile.lock.jsonに参照されているすべてのCookbookとData Bag Itemとしてのロックファイルのコピーを含むディレクトリを作成する。このディレクトリはChef ZeroによってポリシーをNodeに適用するために用いられる。
- policyfile_zero Test Kitchenプロビジョナを追加。このプロビジョナはChef Zeroを用いてポリシーファイルモードのchef-clientを収束する。
- chef gem使用時にgemドキュメントをインストールしない。これによって、gemインストールを高速化。
- chef shell-initがPowershellをサポート。
- Berkshelfをバージョン3.2.3に更新。
- Test Kitchenをバージョン1.3.1に更新。
- Chefをバージョン11.18.0に更新。