[和訳] Chef マネジメントコンソール 2.0.0 リリース #getchef
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本稿は Chef Management Console 2.0.0 Release (2015/09/25) の和訳です。
更新(2015/09/28): マネジメントコンソール 2.0.0 はバグが報告されたため取り下げました。急いで問題修正に取り組んでおり、完了はブログにてお知らせします。
Chef マネジメントコンソール 2.0.0 が Chef ダウンロードサイト に登場しました。
このリリースは、パッケージ名を「opscode-manage」から「chef-manage」と変更するというとても大きな変更があったので、1.21.1 から 2.0.0 とメジャーバージョンを上げました。
このメジャーバージョンアップは名前の変更によるものなので、非互換の変更やウェブインターフェイスの大きな変更はありません。
このリリースは現時点ではホステッド Chef で動作していません。オンプレミスインストールでのみ提供しています。ホステッド Chef にはもうしばらくしたらデプロイします。
すべての履歴は次の通りです。
以前のバージョンからのアップグレード
Chef Server 12.2.0 や以前のバージョンを Ubuntu で使っている場合、chef-server-ctl install opscode-manage だと 2.0.0 より前のバージョンにしかなりません。最新バージョンをインストールするには、apt-get install chef-manage としなければいけません。
Red Hat Enterprise Linux を使っている場合、chef-server-ctl install opscode-manage で chef-manage の最新バージョンがインストールできます。
変更履歴
- validation client のパーミッションが不正なためにスターターキットのダウンロードに失敗したときに User 鍵をリセットしなくなりました。
- Sentry、Google Analytics、Marketo を設定できるようになりました。
- インストール後に opscode-manage-ctl へのシンボリックリンクを作成するようにしました。
- サインインに複数回失敗した後にアカウントロックできるようになりました。
- yum を利用しての opscode-manage のアップグレードに失敗するバグを修正しました。
- grant チェックボックスのツールチップが消えなくなるバグを修正しました。
- メールアドレスでサインインできるようになりました。
- 検索のソートを改善するためのいくつかの下準備を追加しました。
- 検索を実行する際にクエリストリングが抜けていたバグを修正しました。
- chef-manage アプリと omnibus ファイルを別々のディレクトリに移動しました。
- リリース説明書にあるブログ記事の情報を更新しました。
- Rails 4 と Ruby 2 にアップグレードしました。
- 開発環境の説明書の誤字を修正しました。
- admins group での grant パーミッションのチェックボックスを無効にしました。
- 秘密ファイルを作成する前に正しいディレクトリを作成するようにしました。
- manage.rb が存在しているかどうかに関わらず、秘密ファイルを作成するようにしました。
- redis を 0.0.0.0 ではなく 127.0.0.1 で待ち受けるようにしました。
- dev environment の設定説明書を明確にしました。
- パスワードリセットリンクの期限切れ方法を改善しました。