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[和訳] Chef Server 12.1.0 リリースアナウンス #getchef

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Chef Server 12.1 Release Announcement (2015/06/18) の和訳です。

シェフのみなさん、こんにちは。

Chef Server 12.1.0 が Chef ダウンロードページ と APT レポジトリ、RPM レポジトリからダウンロードできるようになったとアナウンスできることを嬉しく思います。次はこのリリースのハイライトです。

  • パフォーマンスを大きく改善しました。
  • Policyfile API が完成し、デフォルトで有効になりました。
  • Server API バージョニング: API 0 は非推奨となり、現在の API バージョンレベルは 1 となりました。
  • キーローテーションを強化しました。
  • PostgreSQL を 9.2.9 から 9.2.10 にセキュリティアップデートしました
  • Solr を 4.5.1 から 4.9.1 に更新しました。
  • Redis を 2.8.21 に更新しました。
  • Erlang を R16B03-1 から 17.5 に更新しました。
  • JRE を 7u25 から、セキュリティアップデートとパフォーマンス改善を含む 8u31 に更新しました。
  • 複数のバグを修正し、コンポーネントを更新しました。
  • Chef Server の品質を高め、合理的なテストを行い、Chef Server に可能な限り簡単に貢献できるようにするため、多数の改善を行いました。

詳しい情報はリリースノートを参照してください。さらに詳しく知りたければ変更履歴を見てください。

パフォーマンスの改善

12.1.0 ではいくつものパフォーマンスに関わる問題を解決しました。特に、depsolver エンドポイントは PostgreSQL サーバの負荷を以前よりかなり下げました。さらに、12.0.7 でトランザクションカウントの急激な上昇が起きていた原因であるレグレッションを修正し、各 erchef と bifrost ノードが PostgreSQL サーバとのやりとりに用いるネットワークパケットの数を 75% 削減するプロトコルレベルの改善を行いました。

ポリシーファイルのエンドポイント

このリリースではポリシーファイル API に 2つの大きな強化を行いました。

1つ目は、既存の Organizations へポリシーファイルオブジェクトのデフォルトパーミッションを追加するという移行措置をこのリリースに含み、ポリシーファイル API をデフォルトで有効にしました。

2つ目は、すべてのポリシーとポリシーグループの一覧のための API を追加しました。これらの API は、近日公開する ChefDK 0.7 リリースに含まれている chef show-policy コマンドで使うことができます。

サーバ API バージョン

このリリースでサーバ API バージョン 1 を導入し、0 を非推奨としました。バージョン 0 はサポート外になるまでデフォルトの挙動を続けます。リリースノートの API の変更と追加の章に API の変更点について詳細な情報があります。既存の API クライアントは明示的に v1 を要求しない限り、変更はありません。

chef-client と Chef Server のアドオンの両方でサーバ API バージョンのサポートを組み込む作業が進行中です。最終的なリリースアナウンスではより詳しくお届けする予定なのでご期待ください。

この記事で言及しているすべての機能と修正は API v0 と v1 の両方で有効です。

キーローテーション

  • サーバサイドでのキー生成のサポートを追加しました。キーエンドポイントに PUTPOST する際にリクエストボディに create_key: true を含めます。
  • chef-server-ctl key コマンドはクライアンドサイドの統合キー API として使います。

コンポーネントの重要なセキュリティ更新

新しいセキュリティ脆弱性を解決するため、次のコンポーネントを更新しました。

  • PostgreSQL 9.2.10
  • Redis 2.8.21

注意: このリリースアナウンスは Chef Server 12.1 RC1 について Marc Paradise が書いたものを Steven Danna が最終リリース向けに更新したものです。

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