BluemixでInternet of Things Foundationを試す #bmxug
この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。
先日第0回Bluemixユーザー会でLTをしてきました。その際に用いた資料はこちらですが、デモでお見せしたInternet of Things Foundationについてご紹介します。
その前に当日IoTを題材に講演された鈴木さんから後日教わったデモからご紹介しましょう。
Internet of Things (IoT) Solutions - IBM Bluemix
こちらのページ中部に"First..."とある部分から(ページが大きいので検索すると良いかもしれません)任意のデバイス名と4桁のデジットを入力できます。
その後表示されるURLにモバイルブラウザからアクセスし、前もって入力した4桁のデジットをここでも入力します。
すると手持ちのモバイルデバイスから各種データが送信され、始めにデバイス名を入力したブラウザにグラフが表示されます。
モバイルデバイスを動かしてみるとグラフに反映されるのが分かると思います。
こちらと同様の仕組みを用いてNode-REDのInputとして用いたのが私のデモです。この場合はまずモバイルデバイスでphonesensor.mybluemix.netにアクセスします。
すると即座にモバイルブラウザ上でセンサーデータが表示されますが、上部に"d:quickstart:phone-sensor:xxxxxxxxxxxx"と表示されます。この12桁の数字の部分をIBM Internet of Things FoundationのQuickstartページの左上"MAC Adress"欄に入力します。するとDashboardにセンサーデータがグラフ化されます。
ここまでは始めのデモとそう変わりませんが、ここで入力した12桁の数字はNode−RED in BluemixのInputとして利用できます。Node−REDのInput Nodeに"ibmiot"があるのでフローシートに配置します。
次にシートに配置したNodeをダブルクリックしてプロパティ編集します。"Authentication"で"Quickstart"を選択し、"Device Id"に先ほどの12桁の数字を入力します。
これでモバイルデバイスのデータをインプットに様々な処理が可能です。今回は簡単にデバイスの傾きが前後ある閾値を越えた場合にdebugタブにメッセージを出力します。
switch functionで条件分岐、function部分でメッセージ編集していますが、function部分は素のNode.jsで書けるので、複雑な処理をfunction内に書くことも可能です。
実際のハードデバイスを用意せず、かつシミュレータよりもリアルにNode-RED上でInternet of Thingsを試すことが可能です。皆さんもお試しになられてはいかがでしょうか。