JAWS-UG 富山#1 キックオフ&JAWS-UG北陸新幹線 ( 富山開催 ) #2 に参加してきましたレポート #jawsug_toyama #jawsug
Solution Engineering and Innovation CoE(SEAiC)所属の山森です。9/28(土)にJAWS-UG富山支部発足のキックオフイベントがあったので現地参加してきました。当日のスケジュールはこちらからご確認ください。
JAWS-UGとは
JAWS-UGとは、AWS (Amazon Web Services) が提供するクラウドコンピューティングを利用する人々の集まり(コミュニティ)です。(公式サイトより)
クラウドサービスのコミュニティとしてはかなり規模が大きく、発足から14年経った今でも参加者が増え続け、ほぼ毎日どこかで開催されているという活発ぶりです。コンテナやIoTといった目的にフォーカスした支部のほか、地方に根差したエリア別の支部があるのも特長です。
マークがサメなのはJapan AWS→JAWS(ジョーズ)だからだそうです、面白いですね!
今回参加したきっかけ
JAWS-UGの存在自体は知っていましたが、私自身が育児中かつ妊娠中の身であることもあり、イベント参加の時間が取れずにいました。今回はついにJAWS-UG富山が発足するということで、久しぶりにオフラインイベントに参加したくなりました。2歳の息子を夫に任せ、無理しない行程で参加することにしました。
開催場所
開催地はDタワー富山2Fのラウンジでした。2024年3月に完成したばかりの建物なので、とても奇麗です。富山駅北口から徒歩5分程度とアクセスが良く、周辺に飲食店も多いです。イベント開催にはもってこいだなと思いました。運営さんのチョイスがナイスでしたね!
当日の様子
オフラインイベント参加が久しぶりかつ、JAWS-UGに参加するのは初めてだったので緊張していたのですが、終わってみると、ああ、オフライン勉強会の良いところはこれだよ、これ!と感じました。
体調面から懇親会は不参加にしていましたが、正直参加にすればよかったなあ~。と感じるぐらい、会場をあとにするのが名残惜しかったです。
登壇者の方が楽しそうに登壇されていましたし、それに感化されてか、聴衆からも自然と笑い声がこぼれたり、隣の人と感想を言い合ったりしていて、終始和やかな雰囲気でした。
当日の様子はX(旧Twitter)のハッシュタグ「 #jawsug_toyama」「#jawsug」にもたくさんポストされていますので、見てみてください。
印象に残ったセッション
参加者は地元富山から、もしくは富山に所縁のある方が多かったです。地方から盛り上げていきたい!というパワーが感じられるセッションが印象的でした。その中でも印象に残ったセッションをいくつか挙げていきます。
これからJAWS-UG富山でワークショップを開催するときのアラカルト - 業務実例を添えて -
AWS Community buildersに参加されているSUZUKI Masakiさんの発表です。AWSを使ってワークショップをやるときに、運営として気を付けたほうがいいことについてお話していただきました。当日は会場のWi-Fiのほかにスポンサーからの飲み物提供やモバイル電源提供があるなど、本当に至れり尽くせりだったのですが、このセッションを聞いてコミュニティ運営に感謝する気持ちを思い出しました。ありがとうございます。
富山とAWSとSAとしての私
AWSでSAとして活躍されている大村 幸敬さんの発表です。(たぶん資料リンクなし)大村さんの存在は以前から知っていたのですが、富山出身の方がどんなキャリアを経てAWSで活躍されているんだろう?と思っていたので、そのへんのお話もお聞きできてよかったです。
AWSでRuby on Rails
JAWS-UG金沢の事務局もされているふぁらお加藤さんの発表です。(たぶん資料リンクなし)AWSとRuby on Railsで爆速で開発できるという内容でしたが、それを証明するために登壇時間30分の中で開発するという、ヒリヒリ感あるセッションが印象的でした。(笑)
クラウドで地方は輝ける!東北から実現するビジネスのゲームチェンジ
株式会社ヘプタゴン ビジネスデベロップメント 菊池 崇仁さんの発表です。青森から来ていただいたとのことです(わいわい!)。「地方だからできない を 地方からできる に」というワードは非常に心を打たれました。トレンドの伝搬が遅れる地方だからこそリープフロッグ型の発展(振興地域において、先進地域が歩んだ技術発展の歴史を飛び超えて、新しい製品やサービスが広がること)の可能性がある、というお話は、地元富山でも再現できそうだなと思い、ワクワクしたセッションでした。
全国で活動するJAWS-UGのご紹介
AWSでコミュニティプログラムマネージャーとして活躍されている沼口 繁さんの発表です。JAWS-UGの概要や活動状況についてお話していただきました。AWSとしてコミュニティ活動に非常に肯定的でウェルカムなのだなあ、と感じました。JAWS-UG富山支部キックオフに、沼口さんや大村さんといったAWSの中の人が登壇してくださること自体がそれを表しているなとも思いました。「発足して14年も経つのに日本のユーザーグループはいまだに参加者は増え続けていて開催も活発なのは何か秘密があるんじゃないか?!」と上司に言われたという話は面白かったです。(笑)
富山に新たな風!JAWS-UGがもたらす未来
地元富山を代表するIT企業、株式会社インテック 高安 剛さんのLTです。(たぶん資料なし)
当日はインテックOBの方も数名参加されていたそうなのですが、「OBの知っているインテックとは変わっているんだぜ!」という導入が印象的でした。Amazon Bedrockを使った事例をお話いただきました。運営にも奔走されていて(ありがとうございます!)、「(懇親会のために)秋吉取りにいってきますね!」というセリフにとても地元を感じました。(笑) 私含め北陸の民は秋吉が大好きです。
さいごに
インテックさんやJOPSさん、地元の学生さんとご挨拶できたのも良かったです。みんなで富山からJAWS-UGを盛り上げていきたいなと思いました。次回は登壇者として参加してみたいです!
追記:サムネイルの写真は当日参加されていた方から利用許可をいただきました(会に集中しすぎてブログ用の写真を撮り忘れていました…)ありがとうございます。