【イベントレポート】Think IT Day AI for DevOps に弊社CTO 荒井が登壇しました
先日9/27(金)に開催された『Think IT DayAI for DevOps 』のクロージング基調講演として、CTOの荒井が登壇しました!
登壇レポートを簡単にお届けしますので、ぜひご覧ください!
Think IT Dayとは?
株式会社インプレスのThinkIT編集部が初めて実施する主催カンファレンス。
生成AI技術は「過度な期待のピーク期」にあると言われている。しかし破壊的なテクノロジーの出現は、必ず不可逆な変化をもたらす。それはソフトウェア開発と運用においても例外ではない。そこで本イベントでは、AIがアプリケーション開発と運用をどう変えるかをテーマにAIへの取り組み方についてのヒントの提供を目的としていました。
CTO 荒井の登壇は以下のアジェンダで進行しました。
- 自己紹介・会社紹介
- 背景:ChatGPTの衝撃、AIの進化
- AI・LLMで変わる開発スタイル。「AI駆動開発」への挑戦
- 「AI CoE」の立ち上げと社内での取り組み紹介 - 効果と苦労
- これからのエンジニアに求められるスキル・役割+マインド
- まとめ(伝えたいこと)
背景:ChatGPTの衝撃、AIの進化
- 2022年11月にあらわれたChatGPTの衝撃
- リリースサイクルも驚異的
- GPT Next (GPT-5)やOpenAI o1(preview)の話
- 急速な市場成長とともにエコシステムも急成長
- 驚愕のAI進化スピード
以上のような内容を生成AIを取り巻く現状を最新の情報も織り交ぜ話していました。
AI・LLMで変わる開発スタイル。「AI駆動開発」への挑戦
ソフトウェア開発環境でAIを用いたコード生成・コード補完がデファクトになりつつなることや以下のツール群の簡単な紹介
- GitHub Copilot
- Cursor
- Claude
- CodeRabbit
- V0
「AI駆動開発」への挑戦 と称して実践デモを動画を使って説明しました。
デモは以下の例について話しました
- 「社員食堂用のお弁当注文管理」
- 開発ワークフロー全体の自動化
- ドキュメントからのコード作成
また、AI駆動開発による効果測定結果もありました。
「AI CoE」の立ち上げと社内での取り組み紹介 - 効果と苦労
次にAI CoEの取り組みについてのご紹介でした。
AI CoEとは?
- AI CoE は、企業全体のAI活用を推進し、顧客価値向上と生産性向上を実現する中核機関。
- 企業内の異なる部門やチームと協力し、AIの導入を加速し、事業価値の向上、生産性向上を図る。
社内での立ち上げストーリーや苦労話をお伝えしました。
社内での様々な施策について
- AI・LLM社内勉強会
- ワークショップ実施:コーディング支援ツール
- モブプロ実施
苦労話の要約は、
- 知れば知るほど新しい世界ということがわかるが、知らないとずっとそのままになってしまうので、まずは何が出来るのかを知ってもらうことから始めた
- 社外へはTech-Blogの発信
- いままでの常識が短時間で覆るので注意が必要
といった内容でした。
これからのエンジニアに求められるスキル・役割+マインド
こちらの章では
エンジニアに限らず、AIを利用するスキルと使おうとするマインドが必要になっていくということと、AI駆動開発のスキルとして以下4つが大事ということでした。
- AIを利用した開発パイプラインを自動化・効率化していく
- パイプライン上でのAI Suiteの選択・設計
- もちろんAIができない領域 (非機能テスト、品質設計など)の対応方針の決定は人で実施
- 開発者とAIのコミュニケーション方法を明確にする
まとめ(伝えたいこと)
最後にまとめとして、
未来は誰にもわからないが、AIを用いた活動は急速に発展しているので、近い将来変化があっても対応できるように積極的にAI利用に取り組んでおきましょう!というメッセージを伝えて締めとなりました。
登壇後、AskTheSpeakerも実施されました。
多くのお客様にご関心いただいたようで、大盛況でした!
今回の登壇内容や取り組みについて、もう少し詳しく聞きたいという方向けに無料相談会をご用意いたしました!
無料相談会のお知らせ
今回の講演内容で発表させていただいた開発生産性とAI CoEに関する取り組みと、その中で得られた知見を紹介をさせていただきながら、貴社の課題に対する方向性や解決策を一緒に考えさせていただきます。
ご相談があれば以下よりお問い合わせください