資格取得をモチベーションに変えろ!チーム全員でGCP・kubernetes資格に挑戦してみた
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はじめに
皆さんこんにちは!エンジニアをしている山本烈也と申します。2023年7月20−21の2日間行った社内イベント「Engineering All Hands」にて、キーノートセッションで社内発表をさせていただきました。今回はその内容から一部抜粋し、マネジメントとして感じた実体験を一部抜粋してお伝えできればと思います。
背景
自分は2021/12から2022/3までGCPを使ったクラウドインフラチームで初めてのチームリーダーを経験させていただきました。リーダーと言っても今まで経験したことがなかったため、何をしていいか右も左もわからない状態でした。
自分がリーダーに任命された当時はチーム内のメンバーの入れ替わりが激しく、新規メンバーの技術力向上が急務でした。また、チームとしてkubernetesを使ったIaCにも取り組んでおり、既存メンバーもkubernetesの知識を蓄える必要がありました。そこでチームの目標としてGCPやkubernetesなど資格を1年間の間に一人二つ以上取ろうという目標を立てました。
なぜ資格を目標としたのか?
これは自分の経験の中で、資格を目標にした勉強を行うことで業務内容の理解が非常に進んだ体験があったからです。クラウド資格は取得する過程で体系的にそのクラウドのことを理解することができ、新規参入メンバーの最初の目標としてとても有用だと考えたためです。
新規参入者メンバーには通常業務にてterraform/kubernetesの操作をペアワークで行うことで実戦経験を積みつつ、クラウド全体の体系的な理解は資格に頼ろうと考えました。
資格取得の結果
無事に全員が一年に2個以上の資格を取得することができました。チーム全体で見た時には2か月に1つは誰かしら資格を取得しているような状態で、継続的に資格取得できていたと言えると思います。
新規参入メンバーが多かった状態から、1年間でほぼ全員がGCP Professional Cloud Architectの資格を取得することができました。
チームに対する効果→資格に対するモチベーションがUP!
2か月に1つは資格を取得する人がいることで、チーム全体にとても良い雰囲気が流れていたと思います。
「自分も頑張って資格を取ろう!」「あの人も頑張っているから自分も頑張らないと!」
そんな雰囲気が個人のモチベーションの維持につながっていったと思います。自分自身、資格取得を率先して行うメンバーに刺激を受けたことで継続して勉強することができ、CKA・CKADの資格を取得することができました。
まとめ
チーム全体の目標として資格取得を掲げたことで、チーム全体のモチベーションを維持し、目標を達成することができました。チーム成長のモチベーション管理にぜひ資格取得を目標にしてみてください。