DASA Platform Engineering Certification Program を受講して、試験に合格した話 #PlatformEngineering #PFE #DASA #トレーニング #DASAPlatformEngineeringCertificationProgram

はじめに


タイトルの通り、DASAが提供する「DASA Platform Engineering Certification Program」を受講し、その後試験にも合格して、無事に認定を取得することができました。

[DASA Platform Engineering Certification Program]

このコースは、2024年夏頃にリリースされたばかりの新しいプログラムです。私を含めた弊社メンバーは、2025年3月に受講しました(この時点では、講義・教材ともに英語での提供でした)。

[公式のリリース投稿(LinkedIn)]

DASA(DevOps Agile Skills Association)は、企業のイノベーションを加速させるための人材育成やスキル認定を行っており、DevOpsやアジャイルの実践を支えるトレーニングや認定プログラムを多数提供しています。

[DASA公式サイト]

トレーニング前の私のスキルレベル


「Platform Engineering」というキーワード自体はここ数年で注目を集めており、国内でも「Platform Engineering Meetup」などのコミュニティ活動が盛んです。

[Platform Engineering Meetup(connpass)]

私自身も、これまでMeetupを聴講したり、他社の取り組みをウェビナーで学んだり、アジャイル、スクラム及びDevOpsのフレームワークの基本的な知識などは把握していました(私はそのつもりです,,,)。

トレーニングの内容


DASA Platform Engineering Certification Programは、通常2日間(約16時間)のコースです。

※我々のケースでは、時差の関係もあり、17:00〜20:00の3日間に分けて実施されました。

このプログラムは、Platform Engineeringの基本から実践的な応用まで、幅広くカバーしています。対象者は以下のようなロールの方々です。

  • Leaders / Managers
  • Platform Engineers / Software Developers
  • Platform Architects
  • Product Owners / Product Leaders

カリキュラムは全11モジュールで構成されており、前半はマネジメント寄り、後半は技術寄りの内容になっています。

カリキュラム概要

1. Deciphering Platform Engineering  

2. Relationship between DevOps and Platform Engineering  

3. Stakeholder Management in Platform Engineering  

4. Accelerating DevOps Culture with Platform Engineering  

5. Platform as Product  

6. Building Developer Experience  

7. Infrastructure as Code in Platform Engineering  

8. CI/CD in Platform Engineering  

9. Role of Containerization in Platform Engineering  

10. Monitoring, Logging, and Incident Response  

11. Platform Engineering beyond Design & Development

内容は非公開部分もあるため詳細には触れませんが、事前に自分なりに調べていた知識を整理し、実務にどう活かすかの理解が深まる非常に有意義な内容でした。

試験について(*2025年3月時点の情報*)


トレーニング修了後は、任意のタイミングでオンライン試験を受けることが可能です。

試験の概要は以下の通り:

  • 試験時間:80分  
  • 問題数:40問(選択式)  
  • 合格基準:65%以上

受験前に模擬試験を2回受けることができ、そこで苦手分野を把握して復習できたのは大きな助けになりました。

あと大事なことではありますが、自身のIDカードとして「マイナンバーカード」を提示しました。


結果として、私は82.5%のスコアで合格できました!(もしかして日本国内ではかなり早い資格保持者?)
因みにスコアは、専用ポータルで確認可能です。

*私の場合、3月29日に試験を受けて、その日のうちに合格したことを専用ポータルで確認し、上記の証明書は4月2日に届きました。

これから受験される方へ


私の場合、業務でDevOpsについて知る機会があったので、トレーニング内容にも比較的スムーズに入り込めましたが、もし知識がまったくない状態だと情報量の多さに少し圧倒されるかもしれません。

事前に「Platform Engineeringとは?」という基礎的な部分に加え、アジャイル、スクラム及びDevOpsのフレームワークの基本的な知識だけでも押さえておくと、理解がスムーズになると思います。

模擬試験で試験の雰囲気をつかみつつ、苦手分野の復習をすれば、基本的には合格できる構成です。合格ラインも65%と比較的優しめなので、そこまで構える必要はないと思います。

最後に:日本語対応について


私が受講した際は英語での実施でしたが、**試験に関しては現在日本語化が進んでおり、トレーニングも将来的に日本語での提供が予定されている**とのことです(DASA関係者の方より確認済み)。

英語がハードルに感じている方も、今後の展開にぜひご期待ください!

以上、DASA Platform Engineering Certification Program受講&試験体験記でした。参考になれば幸いです。

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