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Mirantis製品リリース&サポート 最新情報(2024年8月)

Mirantis製品のリリース情報をお届けします。

本稿は、7月中に更新されたMirantis社のリリースノートからの抜粋となります。最新のリリース情報につきましてはMirantis社のリリースノート全文をご確認ください。


MKE(Mirantis Kubernetes Engine/旧Docker Enterprise & Universal Control Plane)

MKE 3.6.17 (2024-JULY-29)

重要:MKE 3.6.zは2024-10-13にサポート終了となります。

MKE 3.7.12(2024-JULY-29)

MCR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)

MCR 23.0.14(2024-JULY-29)

リリースノート:https://docs.mirantis.com/mcr/23.0/release-notes/23-0-14.html

  • 主な特徴
    • Moby 23.0.14とDocker CLI 23.0.10 に基づいたリリース。
  • MCR固有の変更点
    • 次のコンポーネントを更新
      • containerd バージョン1.6.33
      • runc バージョン1.1.13-ml
      • cri-dockerd バージョン 0.3.15
      • Fipster (Go runtime) バージョンgo1.21.12m
  • 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mcr/23.0/release-notes/23-0-14.html#major-component-versions
  • セキュリティ情報:
    • このバイナリはgo1.21.11でビルドされたもので、os.RemoveAllの セキュリティ修正が含まれる。攻撃者がruncを欺きホスト上のディレクトリを削除させることができるバグを修正。自らrunc をビルドする場合は、バージョンgo1.21.11 以降、または go1.22.4 以降を使用する。
  • Mobyにおける変更点:github-milestones-23.0.14を参照のこと。

MSR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)

MSR 2.9.20(2024-JUL-29)

MSR 3.1.6(2024-JUL-29)

【注意】
※MSR3.0.zは4月20日にサポートが終了しEOLバージョンとなりました。EOLバージョンでは脆弱性が見つかってもパッチリリースなどの対応がなされない可能性が高いため、MSR3.1.zへのバージョンアップをお願いいたします。

※バージョンアップに関するご相談はこちらからお問い合わせください。


EOL情報

EOLとはEnd of Lifeの略で、ベンダーによるサポート期間が終了する状態を指し、重大なバグや脆弱性が発見されても、パッチリリースや修正が行われない状態を指します。Mirantis製品のライフサイクルは通常2年です。そのため、定期的かつ計画的なバージョンアップメンテナンスが運用上の必須事項となっております。

詳細はMirantis社のメンテナンスライフサイクルページをご参照ください。

※MCRはバージョンアップに伴い、古いバージョンのOSはサポートがなくなる場合がございますので、OSの定期的なバージョンアップも必要となります。詳細はリリースノート内の compatibility matrixページをご参照ください。

現在サポートが終了している(EOL)バージョン

MKE、MSR、MCRのEOLバージョンはこちら

次にサポートが終了するバージョン

お問い合わせ

日本語商用サポート付きMirantis製品(旧Docker Enterprise)に関するお問い合わせはこちら

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