Mirantis製品リリース&サポート 最新情報(2024年5月)#Mirantis
Mirantis製品のリリース情報をお届けします。
本稿はMirantis社のリリースノートからの抜粋となります。最新のリリース情報につきましてはMirantis社のリリースノート全文をご確認ください。
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MKE(Mirantis Kubernetes Engine/旧Docker Enterprise & Universal Control Plane)
MKE 3.6.13 (2024-APR-15)
重要:MKE 3.6.zは2024-10-13にサポート終了となります。
- 主な特徴
- MKE 3.6 のパッチリリース
- CVE の詳細については、セキュリティ情報をご参照ください。
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-13.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-12/component-versions.html
- Kubernetes 1.24.17
- Calico 3.27.0
- 【重要】:MKE 3.6.13にはMCR 20.10.13以降が必要。
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-13/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MKE 3.6.14 (2024-MAY-6)
- 主な特徴
- Kubernetesのログを保持する設定のパラメータを追加
- 監査ログポリシーのカスタマイズが可能に
- MKEサポートバンドルにDockerイベントを追加
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-14.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-14/component-versions.html
- Kubernetes 1.24.17
- Calico 3.27.0
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-14/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MKE 3.6.15 (2024-MAY-28)
- 主な特徴
- MKE 3.6 のパッチリリース
- CVE の詳細については、セキュリティ情報をご参照ください。
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-15.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-15/component-versions.html
- Kubernetes 1.24.17
- Calico 3.27.0
- 【重要】:MKE 3.6.13にはMCR 20.10.13以降が必要。
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.6/release-notes/3-6-15/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MKE 3.7.7 (2024-APR-15)
重要:
- Kubernetes 1.27.4 では、in-tree AWS クラウドプロバイダが削除されました。そのため、Kubernetes 1.27.4 を採用している MKE 3.7.0 は、in-tree AWS クラウドプロバイダをサポートしていません。もしあなたの MKE で in-tree AWS クラウドプロバイダを利用しているなら、代替の外部 AWS クラウドプロバイダへの移行手順をサポートする、今後リリース予定の MKE 3.7.z へアップグレードを延期する必要があります。
- in-tree AWS クラウドプロバイダを利用している MKE をバージョン3.7.7にアップグレードしようとすると、次のエラーとなります。
Your MKE cluster is currently using the AWS in-tree cloud provider, which Kubernetes no longer supports. Please defer upgrading to MKE 3.7 until a version that supports migration to an alternative external AWS cloud provider is released.
- 主な特徴:
- MKE 3.7 のパッチリリース
- 具体的な CVE の詳細については、セキュリティ情報を参照してください。
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-7.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-7/component-versions.html
- Kubernetes 1.27.10
- Calico 3.27.0
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-7/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MKE 3.7.8 (2024-MAY-6)
重要:
- Kubernetes 1.27.4 では、in-tree AWS クラウドプロバイダが削除されました。そのため、Kubernetes 1.27.4 を採用している MKE 3.7.0 は、in-tree AWS クラウドプロバイダをサポートしていません。もしあなたの MKE で in-tree AWS クラウドプロバイダを利用しているなら、代替の外部 AWS クラウドプロバイダへの移行手順をサポートする、今後リリース予定の MKE 3.7.z へアップグレードを延期する必要があります。
- in-tree AWS クラウドプロバイダを利用している MKE をバージョン3.7.8にアップグレードしようとすると、次のエラーとなります。
Your MKE cluster is currently using the AWS in-tree cloud provider, which Kubernetes no longer supports. Please defer upgrading to MKE 3.7 until a version that supports migration to an alternative external AWS cloud provider is released.
- 主な特徴:
- MKE 3.7のパッチリリース
- Kubernetesのログを保持する設定パラメータを追加
- 監査ログポリシーのカスタマイズが可能に
- etcdクラスタのクリーンアップとデフラグのスケジューリングをサポート
- MKEサポートバンドルにDockerイベントを追加
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-8.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-8/component-versions.html
- Kubernetes 1.27.10
- Calico 3.27.0
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-8/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MKE 3.7.9 (2024-MAY-28)
重要:
- Kubernetes 1.27.4 では、in-tree AWS クラウドプロバイダが削除されました。そのため、Kubernetes 1.27.4 を採用している MKE 3.7.0 は、in-tree AWS クラウドプロバイダをサポートしていません。もしあなたの MKE で in-tree AWS クラウドプロバイダを利用しているなら、代替の外部 AWS クラウドプロバイダへの移行手順をサポートする、今後リリース予定の MKE 3.7.z へアップグレードを延期する必要があります。
- in-tree AWS クラウドプロバイダを利用している MKE をバージョン3.7.9にアップグレードしようとすると、次のエラーとなります。
Your MKE cluster is currently using the AWS in-tree cloud provider, which Kubernetes no longer supports. Please defer upgrading to MKE 3.7 until a version that supports migration to an alternative external AWS cloud provider is released.
- 主な特徴:
- MKE 3.6 のパッチリリース
- CVE の詳細については、セキュリティ情報をご参照ください。
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-9.html
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-9/component-versions.html
- Kubernetes 1.27.10
- Calico 3.27.0
- セキュリティ情報:https://docs.mirantis.com/mke/3.7/release-notes/3-7-9/security-information.html
- 次の脆弱性を修正
MCR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)
MCR 23.0.11(2024-MAY-06)
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/mcr/23.0/release-notes/23-0-11.html
- 主な特徴
- MCR 23.0.11は、Moby 23.0.11に基づいたリリースであり、CVEとバグ修正に重点を置いたパッチリリース
- MCR固有の変更点
- 次のコンポーネントを更新
- containerd バージョン 1.6.31-rc.1
- runc バージョン1.1.12-m3
- cri-dockerd バージョン 0.3.13
- Fipster (Go runtime) バージョンgo1.21.9m3
- 次のコンポーネントを更新
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/mcr/23.0/release-notes/23-0-10.html#major-component-versions
- セキュリティ情報:
- cri-dockerd バージョン0.3.13へのに更新により次の脆弱性を修正:
- runc/ctr バージョン1.1.12-m3 への更新により次の脆弱性を修正:
- docker buildx 依存関係への更新により次の脆弱性を修正:
- Fipsterバージョン の更新により次の脆弱性を修正:
- Mobyにおける変更について:https://docs.mirantis.com/mcr/23.0/release-notes/23-0-11.html#changes-from-upstream#changes-from-upstream
※MCR20系とMCR19系はいずれもサポートが終了しているEOLバージョンとなっております。EOLバージョンでは脆弱性が見つかってもパッチリリースなどの対応がなされない可能性が高いため、MCR23系へのバージョンアップをお願いいたします。
※バージョンアップに関するご相談はこちらからお問い合わせください。
MSR(Mirantis Container Runtime/旧Docker Enterprise Engine)
MSR 2.9.18(2024-MAY-06)
重要:MSR2.9.zは2024-10-13にサポート終了となります。
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/msr/2.9/release-notes/2-9-18.html
- バックアップコマンドに--ignore-scan-dataフラグを追加。これによりスキャンイメージやレイヤーがバックアップに含まれないよう改善。
MSR 3.1.4(2024-MAY-06)
- リリースノート:https://docs.mirantis.com/msr/3.1/release-notes/3-1-4.html
- MSR 3.1のパッチリリース
- シングルステップで移行が可能に
- 自動バックアップの時間制限を追加
- スキャンイメージをバックアップから除外
- 主なコンポーネントのバージョン:https://docs.mirantis.com/msr/3.1/release-notes/3-1-4/component-versions.html
※MSR3.0.zは4月20日にサポートが終了しEOLバージョンとなりました。EOLバージョンでは脆弱性が見つかってもパッチリリースなどの対応がなされない可能性が高いため、早急にMSR3.1.zへのバージョンアップをお願いいたします。
※バージョンアップに関するご相談はこちらからお問い合わせください。
EOL情報
EOLとはEnd of Lifeの略で、ベンダーによるサポート期間が終了する状態を指し、重大なバグや脆弱性が発見されても、パッチリリースや修正が行われない状態を指します。Mirantis製品のライフサイクルは通常2年です。そのため、定期的かつ計画的なバージョンアップメンテナンスが運用上の必須事項となっております。
詳細はMirantis社のメンテナンスライフサイクルページをご参照ください。
※MCRはバージョンアップに伴い、古いバージョンのOSはサポートがなくなる場合がございますので、OSの定期的なバージョンアップも必要となります。詳細はリリースノート内の compatibility matrixページをご参照ください。
現在サポートが終了している(EOL)バージョン
次にサポートが終了するバージョン
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