GitLabを効率よく学ぶには?GitLabの資格も紹介 #GitLab
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はじめに
こんにちは、GitLab担当の宗形です。リスキリングが話題ですね。今回のブログは前回に引き続き「学び」がテーマです。
前回:LPIC-3 Securityに合格したので体験を語ってみます
GitLabを学ぶには?
「GitLabを使うことになりました。」「使い方を急いで覚えなければなりません。」そんな時、どうしますか?
なんとなく使ってみる?しかしGitLabにはたくさんの機能があります。どこから使ったらいいのかわからず途方に暮れるかもしれません。
練習のためにフリー版で構築してみる?それも初心者には時間がかかりそうです。
入門記事を検索して探す?たしかにさまざまな入門記事や個人のブログがあります。しかしGitLabは毎月バージョンアップする、とても進化の早いプロダクトです。画面の構成が変わってスクリーンショットが参考にならないこともありますし、古い記事ではできなかった機能が今は可能になっていることも。内容の正確さにも不安がないとは言えません。
GitLab公式の自習サイトがある!
そんなGitLab初心者の方にぜひ覗いてみて欲しいのが、GitLab Level Upです。
実はGitLab公式が用意している自習サイトが、あるんです!
gitlab.comのアカウントがあれば誰でも利用できますし、途中で一旦停止して後で再開することもできますので、時間のある時に少しずつ進められます。
GitLab初心者向けのコースを見てみよう
たとえばGitLab初心者ならば、初級レベルのコースを試してみたいですよね。
左側のメニューからLevel > Foundational(基本)を選択してみましょう。
2つのコースが表示されました。
まったく初めてならGitLab with Git Essentialsがおススメです!
GitLabって何?どんな歴史があってどうやって開発されているの?というGitLabそのものについての基礎知識からはじまります。そして、GitLabの基本機能であるリポジトリ管理システムとしての使い方を一通り体験することができます。
もし、GitLabどころかGitもあまり詳しくないんだけど…というレベルでも、このコースではGitの基礎から説明してくれるので大丈夫です!
コースは文字や図だけでなく、動画、ちょっとした確認の小テストを織り交ぜてあります。
そして、実際にGitLabを操作するハンズオンがあります。環境を自分で用意する必要はありません。Demo Cloudというトレーニング専用のGitLabがあり、受講生一人ひとりに仮アカウントを配布してくれます。
gitを使うときに自分のPCでターミナルを開いてアクセスすることがあります。こちらも詳しく解説してあるので、ほぼ問題なく進めることができます。全部完了した後に復習することももちろん可能です。
他にも応用的なコースがありますので詳細はぜひGitLab level Upのサイトを見て下さい。
さて、残念ながら内容はすべて英語です。GitLabのドキュメントも英語なので、ここは頑張って慣れるかDeepLなどを活用しましょう。
GitLabの資格があるのをご存じでしたか?
実はGitLabの認定資格があります。この4つです。
- GitLab Certified Git Associate
- GitLab Certified Project Management Associate
- GitLab Certified CI/CD Associate
- GitLab Certified Security Specialist
それぞれが、先ほどご紹介した自習コースに関連しており、例えばGitLab Certified Git AssociateはGitLab with Git Essentialsを受講した人向けです。
試験費用は$150(2023.7現在)と、決して安くはありませんが、挑戦したい人は頑張ってみてはいかがでしょうか。
試験に合格すると、Credlyにデジタルバッジを表示することができます。
クリエーションラインは日本初のGitLab認定プロフェッショナルサービスパートナーです
クリエーションラインは2021年に日本初のGitLabプロフェッショナルサービスパートナーとして認定されました。
このGitLab認定プロフェッショナルサービスパートナーというのは、パートナー向けの特別な資格所持者が一定数いないと、なれません。
先ほど紹介した4つの資格の内容に加えてさらに応用的な知識を持っているかどうかがテストされます。GitLab Partner Technical Engineerというのですが、今、私は、その資格を取るべく勉強中です!
現在、クリエーションラインでは3人がこのGitLab Partner Technical Engineerの資格を保持しています。私も4人目になれるようがんばります!
クリエーションラインでは日本語でのGitLabトレーニングも行っています
そんなGitLabを知り尽くしたプロフェッショナルを擁するクリエーションラインでは、GitLabをこれから導入したい、詳しく使い方を学びたいお客様のためにトレーニングを実施可能です。もちろん内容は日本語、実操作を伴うハンズオン形式です。わからないことはトレーニング中に質問することもできます。
GitLabだけでなくGitの基礎も含むなど、内容はお客様のご要望に応じてカスタマイズも可能です。
ぜひ、ご相談下さい!
おわりに
GitLabの学びをテーマにお送りいたしました。
6月22日にはGitLab 16.0がリリースされ、魅力的な新機能がたくさん増えました。
覚えなければならないことが次々増えてきて大変ですが、GitLabの発展に追い付けるよう、がんばっていきたいと思います。