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DockerDesktop有償化はCLとは関係ありません #docker #mirantis #dockerdesktop

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

先日Docker社からDockerDesktopが有償化されますというリリースが発表されました。

WindowsやMacを使って開発している方はDockerDesktopを利用している方が多いのではないかと思います。(特にWindowsユーザはほぼ使っているのではないでしょうか?)

詳細は、Docker社のリリースを参照してください。

ここでは、概要とクリエーションラインとの関係について記述します。

有償化ってどんなかんじ?

すべての利用者に課金する訳ではないようです。

課金対象は次の通り。

  • DockerDesktop(Win/Mac)を利用している and ( 250人以上の社員規模 or 10億円以上の売上 )

例外としては、

  • 非営利のOSS開発に利用している場合
  • 個人で利用している場合
  • 教育・学校での利用

のようです。

正確にはリリースを読んでください。

そもそもDockerDesktopって・・・

このへんからダウンロードしたインストーラーを使ってインストールするアプリケーションです。
Macの場合は、CE版も入れられるので使っている人は少ないかもしれません。

Windowsの場合、様々手法が入り乱れていて、最近ではDockerDesktopを入れている人が多いのではないでしょうか。Windowsのコンテナの歴史と混乱具合についてはコチラのブログを参照してください。

ちょっとだけWindowsでLinuxコンテナを動かすためにDockerDesktopが何やってるかを書いておきます。

という感じです。

+α部分を利用していない場合、これをうまく再現できればぶっちゃけCE版で置き換えられます。
でも、開発環境構築の悩み事が増えてしまいますので、そういう手間を考えると課金して利用する方が楽かもしれません。
この辺りは、開発者のスキルとコストと手間を総合的に判断して検討する必要があります。

クリエーションライン内でも、

  • 開発者全員の構築の手間やQAの対応などを考えたら購入しよう派
  • 知識的にもそれくらいできたほうがいいからCE使おう派
  • もう、ぶっちゃけ開発PCもLinuxでいいじゃん派

など入り乱れている状況です。

最終的には、プロジェクト毎に適切に判断して必要ならば購入する方向になりそうです。

有償化とクリエーションラインとの関係は・・・

2019年11月のリリースの通りDocker社のエンタープライズ事業はMirantis社に買収されました。
この買収対象にDockerDesktopは含まれておりません。
この買収を機に、CLとの代理店契約もそっくりそのままMirantis社に移行されています。
これによりクリエーションラインとDocker社の代理店契約は解消されております。
DockerDesktopの購入についてのご相談は直接Docker社へお問い合わせください。

さいごに

今回の話も含めてアンオフィシャルでわいわいしたい方は是非万屋会の方に参加してください。
DockerDesktopネタ、K0sネタなどをわいわいする予定です。

DockerやKubernetes、K0sやMirantis製品について詳しく話を聞きたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

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