GitLab 13.10 製品アップデートニュースレター #GitLab #GitLabjp
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製品アップデート
2021年3月にリリースされたGitLab 13.10の製品アップデートをお知らせします。
同月に追加された40以上の新機能のうち、主なものを抜粋して紹介しています。
この内容はGitLab社のリリースブログを要約したものです。
管理者モードの再認証
GitLabに管理者モードが搭載され、管理者が1つのアカウントで安全に作業できるようになりました。
管理者モードがアクティブでないときは、管理者は通常のユーザーと同じ権限になります。管理作業を実行する前に、管理者ユーザーはパスワードを再入力する必要があります。管理者モードは、機密性の高い操作やデータを保護することで、インスタンスのセキュリティを向上させます。
この機能を使用するには、フィーチャーフラグ :user_mode_in_session を有効にする必要があります。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
2GBRAMでのGitLabサーバーの稼働
GitLabは、数百人から数万人のユーザーをサポートできます。しかし、個人的な利用や小規模なチームでしかGitLabを使わないという人も少なくありません。そのような場合には、コスト削減のために小規模なクラウドインスタンスでGitLabを運用したり、例えば2GBのRAMを搭載したRaspberry PI 4を使用したりする方が理にかなっています。
今回のリリースで、最低でも2GBのRAMと1GBのスワップを備えたメモリ制約のある環境でGitLabを実行する設定方法を公開しました。
この設定では、最大5人の開発者が1プロジェクトにつき100MB以下のGitリポジトリを扱えます。チームの規模がこれ以上の場合は、少なくとも4GBのRAM(最大500ユーザー)を推奨しています。
詳細についてはリファレンスアーキテクチャをご覧ください。(英語版のみ)
マージリクエスト ターゲットの自動更新
既にマージリクエストがあるフィーチャーブランチをターゲットにして、さらに
後続のマージリクエストを作成することがあります。このワークフローでは、ターゲット側が先にマージされフィーチャーブランチが削除されると、これまでは後続のマージリクエストのターゲットを手動で更新する必要がありました。
本バージョンでは、この更新が自動的に行われるようになりました。これにより、後続のマージリクエストは、ターゲットのマージ状況を意識せずにレビューやマージを継続できます。
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
Red Hat OpenShift用のGitLab Runnerが安定版に
Red Hat OpenShift Container PlatformのGitLab Runner Operatorが安定版になりました。OperatorHub の stable チャンネルからインストールできます。
詳細な手順はこちらの動画(英語版のみ)でご覧ください。
GitLab用のOperatorも開発されています。今後のリリース記事にご期待ください!
詳細はこちらをご覧ください。(英語版のみ)
[予告] デフォルトブランチ名の変更
2021年5月22日リリース予定のGitLab 14.0で、デフォルトの初期ブランチ名がmasterからmainに変更されます。
詳しくは前回の 「13.9製品アップデートニュースレター」をご覧ください。
GitLabに関する情報
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開催予定日: 2021年4月27日(火) 17:00〜18:00
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