[和訳] Docker Engine 18.09のベータ版参加のお誘い #docker
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本稿は Join the Beta for Docker Engine 18.09 (2018/9/11) の和訳です。
数週間前、Docker Engine Community Edition (Docker CE)の メンテナンスライフサイクルの延長を発表しました。これらの変更の一部として、マーケットに高品質のDocker Engineを提供するために、私達はベータテストの期間を設けました。
コミュニティの皆さんに、ベータ版パッケージをインストールし、簡単な品質検査をして問題を洗い出すベータテストへの参加をご招待したいと思います。
Docker CE バージョン18.09には次の新しい機能を追加しました:
- containerd 上に構築 - Docker Engineの新しいアーキテクチャはcontainerd 1.2に基づいており、Kubernetes containerdとの統合を完全にサポートしています。
- BuildKitが一般的に利用可能になりました - BuildKitを選択的に統合することにより、ビルドの性能の改善 (スライド22-26参照)とスケーラビリティを向上しました。BuildKitは、環境変数でオプトインするようになっています。例:
$ DOCKER_BUILDKIT=1 docker build .
/etc/docker/daemon.json の機能のオプションを設定して、デフォルトでBuildKitを有効にすることもできます:
{"features":{"buildkit": true}}
- DockerホストへのSSH接続をサポート - クライアントはdockerデーモンにSSH経由で接続できるようになりました。例:
$ docker -H ssh://me@example.com
インストール手順
docker-ceの以前のバージョンをインストールしていない新しいシステムにのみ、ベータ版パッケージをインストールしてください。
$ curl -fsSL test.docker.com -o test-docker.sh
$ sh test-docker.sh # ベータ版パッケージをインストールするヘルパースクリプト
$ docker --version # インストールを検証
install Docker version 18.09.0-ce-beta1, build 78a6bdb
問題を報告するには https://github.com/docker/for-linux/issues にアクセスしてください。