バリューストリームマッピング ワークショップ 〜株式会社ランドスケイプ様の事例〜 #valuestreammapping #agile #devops
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2018年8月3日、株式会社ランドスケイプ様へお邪魔してきました。
今回お邪魔させていただいたランドスケイプ様は、日本最大のデータベースで企業の顧客発見と成長を支援されている企業様になります。
高度な名寄せ・データクレンジング、顧客分析、リード育成、ホワイトスペース戦略を可能とするABMなどのサービスを提供されています。
また、ランドスケイプ様のオフィスは見ているだけでワクワクする環境でした!
興味のある方はコチラをご覧ください。
今回はランドスケイプ社の皆様とValue Stream Mapping(以下 VSM)のワークショップを行いました。
弊社ではDevOps Success Support(以下 DOSS)の一環として、VSMワークショップとDevOps Dojoを提供しております。
どちらのサービスも、現状のプロセスを見える化することで、DevOpsをスムーズに導入することを目的としています。
今回はDOSSの中でもVSMワークショップ単体での開催となります。
「サービスの企画から提供までの期間短縮」、「サービスの品質向上」による「サービスを使われるお客様の満足度向上」を目的として実施しました。
それでは、VSMワークショップの様子をご覧ください。
VSMワークショップの説明
はじめに、ワークショップの目的、ゴール、進め方について弊社の荒井が説明を行いました。
DevOpsやVSMの概要説明を行うことで、参加者の理解度を合わせた状態でスタートを切ります。
スコープ選択
次に、VSMの対象となるサービスを決めます。
サービスに関連するチームやツール、参加者が感じた問題点もホワイトボードに記載し共有します。
チーム数がとても多く、絡み合った問題が潜んでいそうな予感がします。
プロセスのリストアップ
それでは実際にプロセスを見える化してきます。
まずはチーム毎に実際のワークフローに沿ってアイテムをあげていきます。
この時点では、自身が担当した工程にのみフォーカスしている状態です。
ワークフロー作成
続いて、チーム毎にリストアップしたアイテムを実際のワークフローに合わせて並べていきます。
チーム間のコミュニケーションも抜群で、ワイワイガヤガヤしながら現実のワークフローが完成しました。
担当した工程以外の情報に触れることで視野が広がっていきます。
トータルのリードタイム見える化
更に、プロセスに要している時間や、プロセスのグルーピングなどを行います。
これで現状のプロセスと、お客様に価値が届くまでの時間が見えるようになりました。
この時点で「手戻り」や「待ち時間」など、特に気になるポイントに関する議論が聞こえ始めます。
カイゼンポイントのディスカッション
最後に、より良くするためのカイゼン案を考えます。
見えるようになったことで全員の共通認識が出来上がり、より良くするためのアイデアが浮かんできます。
- 「ここのプロセスはもう少し前にした方が良いね」
- 「このタイミングであのチームにも情報を共有しましょう」
- 「ここでツールを導入して自動化したいですね」
などなど、たくさんの意見が出ました。
また、特に重要なカイゼンポイントを共有できたことは大きな収穫であったと思います。
ワークショップ後は全員で記念撮影をして終了しました。
ランドスケイプ様とお客様のハッピーな未来をお祈りしております。
長時間のワークショップ、お疲れ様でした!
[参加者の声]
- 「顧客に価値を与える」という意識が強くなりました。
- 全体の業務フローを可視化できたことで、課題に対する共通認識が生まれ、チーム・役割を超えたカイゼン活動が実施出来そうです。
- 各チームの代表が集まってワークショップを行う場、そのものに感動しました。
[CL担当者コメント]
- プロセス全体の流れを見ながら自分たちでルールを作り、付箋を貼っていく様子がとても自然で、普段からよくコミュニケーションされていることが伺えました。
- チームを超えた意見交換が活発に行われており、今後も全体最適を意識したカイゼンが実施されていくイメージが思い浮かびました。
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