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[和訳] Docker CEサポートサイクルの延長 #docker

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Extending Support Cycle for Docker Community Edition (2018/7/18) の和訳です。

Docker 18.06 Community Edition (CE)のリリースアナウンスを行うことができて嬉しく思います。そして、次期リリースで行う予定のいくつかの変更についてもお知らせいたします。コミュニティで伺ってきたフィードバックに基いて、より高品質なCommunity Edition (CE)リリースをお届けするためにいくつかの変更を行います。また、今後得られる新機能への早期アクセスも提供します:

  • Docker CE Stableは年2回のリリース間隔へ変更します。
  • Docker CE Edgeは非推奨となり、代わりにナイトリービルドチャンネルを推奨します。

これらの変更の結果、Docker 18.06 CEは4か月のメンテナンスサイクルの最後のリリースとなる予定です。今後予定しているDocker 18.09 CEリリースは、直後のリリースであるDocker 19.03 CEまでの7か月をサポートする予定です。さらに、毎月のDocker CE (Engine)のEdgeリリースは、ナイトリービルドによって置き換えます。なお、Docker Desktop (Docker for MacDocker for Windows)のEdgeチャンネルは毎月のアップデートを提供し続けますのでご安心ください。

Docker CE Stableのリリース間隔とメンテナンスサイクル延長

私達は、より徹底的なテストを行ったDocker CEリリースをお届けするために、年4回から年2回へとリリース間隔を変更します。また、このリリースからOSごとにパッケージングを分ける予定です。これにより、各OSリリースのアップデートに合わせて新しいDocker CEバージョンを出荷できるようになります。例えば、Docker CEのリリースの合間にUbuntuの新バージョンが登場したら、このUbuntuに合わせてDocker CEパッケージを更新して出荷できるようになるということです。

リリースサイクルの延長に伴い、より高品質な一般公開版を出荷するために、リリース候補版の前にパブリックベータ版を導入する予定です。これは、安定版リリースのメンテナンス期間についても7か月へ延長することも意味しています。Docker CE更新の計画と準備により多くの時間ができるようになります。Docker 18.09 CEは、新しい延長メンテナンス期間を適用する最初のリリースとなります。そして次の安定版リリースはDocker 19.03 CEを予定しています。

Docker CE Edgeをナイトリービルドへ移行

Docker 18.06 CEリリースの開始から、ナイトリービルドへ移行する予定です。これにより、テスト用に新機能や修正への早期アクセスを提供します。この変更の結果、今後は毎月のDocker CE Edgeリリースを行わない予定です。つまり、Docker CE Edgeリリースの18.07や18.08はありません。

ナイトリービルドはdownload.docker.comの新しい nightly チャンネルにて提供します。

リリースプロセスについてより詳しい情報はこちらをご覧ください。

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