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[和訳] Docker for Windows DesktopにもKubernetesを搭載! #docker #kubernetes #k8s

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Docker for Windows Desktop… Now With Kubernetes! (2018/1/30) の和訳です。

本日、Kubenetesを統合したDocker for Windows Desktopをedgeチャンネルでリリースいたしました!今回のリリースは Docker for Mac 同様、Kubernetes 1.8 と Docker Enterprise Edition を含み、これによってLinuxコンテナの開発が可能となります。

ご自身のデスクトップにKubernetesを追加するもっとも簡単な方法は次の通りです。

「Enable Kubernetes」のチェックボックスにチェックを入れて次に進むだけです!

Kubernetes統合により、デスクトップでできること

Docker for MacおよびWindowsは、Dockerによる開発環境を構成するもっとも一般的な方法であり、日夜、多くの開発者がコンテナ化アプリの構築、テストおよびデバッグに使用しています。Docker for MacおよびWindowsによる構築のすばらしい点は、Docker EEによる本番環境にデプロイするように、まったく同じDockerコンテナイメージ群をデスクトップにデプロイできることです。

Docker EEが大規模な本番環境においてアプリケーションを安全に管理することに対し、Docker for MacおよびWindowsはアプリケーションの構築・テスト・リリース準備に用いることを想定しています。本番環境と同様に、Docker SwarmとKubernetesの両方がオーケストレータとして備わっており、開発/テスト/本番の各環境における同じDocker Engine上で同じDockerコンテナを実行するので、いわゆる「私のマシン上では動作してたんだけどな…」問題も起こりません。

今回のKubernetesのベータサポートによって、Docker社はユーザの皆さまに、エンド・トゥ・エンドのコンテナ管理ソフトウェアとサービスを提供します。開発者のワークステーションにはDocker for MacおよびWindowsを、テストやCI/CDにはDocker CEもしくはDocker Enterprise Edition (EE)や私達のコンテナプラットフォームを、オンプレミスやクラウド上での本番システムではDocker EEを、それぞれご用意しています。

始めるには

注意点:

最新版を提供するedgeチャンネルが必要です。

今回のリリースにおけるKubernetesサポートはまだベータ版なので、Kubernetesコンポーネントのダウンロードとご利用には最新版を提供するedge チャンネルをご利用ください(訳注: チャンネルについては Docker エンタープライズ・エディション もご参照ください)。Docker for Windowsのバージョンは、18.02もしくはそれ以降となっています。

既に他のKubernetesツールをお使いの場合

例えばminikubeなど、他の環境を指すkubectlをすでに運用している場合は、 アクティベーション手順 に従って、コンテキストをdocker-for-desktopに変更してください。

Docker for Windows

Kubernetes support

試してみよう

初めてKubernetesに触れる方、また入門レベルの演習を試してみたい方は、次をご参照ください:

  • Kubernetes統合のDocker for Windows Desktop ページでは、サンプルアプリを起動し実行するための手順をご覧いただけます。
  • Docker Developer Advocateの Elton Stoneman 氏の次の 動画 で、Kubernetesのアクティベーションと、Docker ComposeとKubernetesマニフェストのそれぞれの場合のアプリケーションデプロイのデモがご覧になれます。(注目: 動画はMac版でのデモですが、今回リリースしたベータ版では、Docker for Windows上でもアプリケーションはまったく同様に機能します。これがDockerコンテナの強みです!)

フィードバックをお寄せください

今後の改良に役立てるため、ベータ版をご利用になってのご感想や、ご意見、バグ、ご不満な点などをお寄せください。一般的な問題の解決には、Docker コミュニティフォーラム をお役立てください。また、技術的な問題は Github に直接ご登録ください。

さあ始めよう

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