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DevOpsSuccessSupportのワークショップを実施してきました。(Value Stream Mapping編)

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、今回はDevOps Success Supportのワークショップの為にJBCC株式会社様へお邪魔しました。
今回お邪魔しているJBCC様は、弊社とクラウド関連の協業を進めている関係で、DevOps Success Supportの話が上がり、Value Stream Mapping(以下VSM)とDevOps Dojo(以下Dojo)のワークショップを行うことになりました。

DevOps Success Supportは、DevOpsの導入時に感じる、

  • 何をすればいいのか不明確
  • 導入中・導入後の効果を説明しにくい
  • 自社に合わせないと使い物にならないのでは?
  • 指導してくれる人がいない
  • 経営側に状況や評価を説明しにくい

などのDevOps導入に関わるもやもやの解消を目的としています。
VSMとDojoを通じて、現状を整理して導入を効率的にスタートダッシュが切れる様にします。

VSMの実施


初日は生憎の曇りです。

受付を済ませて、チームメンバが揃ったら早速ワークショップの開始です。

ファシリテータは弊社の荒井が担当しています。
まずは VSMの概要説明 をします。

JBCC様チームメンバより 業務やシステムについての説明 を行ってもらいます。

今回のチームは、企画からカスタマーサポートまで同一チームで担当しているそうです。
業務の担当状況だけを見るとDevもOpsも関係ない状態との事。
説明中チームメンバから突っ込みが入ったり、チーム内でも業務の再認識が出来た様です。
CLスタッフ陣との認識も共有できました。

業務内容やスコープの認識を共有できたところで、ワークの開始です。

付箋を使って業務の全体の流れを見える化 していきます。
途中、どこからどこまでを対象にするか議論が盛り上がりました。
その後も、似たような議論があちこちで発生していました。実際に書きだすことで、個人個人の認識のズレに気付くことができ、あらたな気付きにつながっていました。

書き出した付箋を模造紙に書いた枠に貼り付けて 業務プロセスを整理 していきます。

企画段階の検討では、改善案も出しながら議論が活発に行われていました。

設計移行のプロセスでは、細かいプロセスが沢山あって整理が大変な様でした。

担当業務以外の普段携わらない業務についても見える化出来たため、全体を通した業務の流れがすんなり頭に入ってきます。
「実はこんなことやってたんだ」とか「あそこは複雑なプロセスだなぁ」など担当で無い業務まで視野を広げた分析が自然に発生して改善の議論が進んでいきました。
全体のプロセスを書き出して VSMが完成 しました!

[参加者の声]

「どれだけの期間がかかっているかが見える化できた」
「実際のフローをみんなで話ながら意識を合わせることができた」
「チーム全体で待ち時間が少なくなるように改善を行いたい、また、必要な承認経路がないように見えたので、そこも改善を行いたい」

[CL担当者コメント]

業務全体を見える化するため、全体を俯瞰した視点でのカイゼン議論が自然に発生していました。
目の前の業務についての改善活動だけでない普段は見えないプロセス間の連携などを認識できて、
自らカイゼンに取り組もうとするプラスの効果が生まれていました。
また、議論の中で取り組むべきプロセスが明らかになり、まず行うべきカイゼン項目が明確になるので、無駄なくスムーズな導入計画の作成と実施ができそうです。

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