fbpx

[和訳] Chef と VMware vRealize Orchestrator の連携 #getchef #vmware

この記事は1年以上前に投稿されました。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

本稿は Using Chef with VMware vRealize Orchestrator (2016/02/01) の和訳です。

先日、VMware 社 が VMware vRealize Orchestrator (vRO) plugin for Chef (旧名称: vCenter Orchestrator) の一般利用版を公開しました。このプラグインは、Node や Environment の変更といった Chef Server との連携、Linux Node と Windows Node に対応する新しい Node のブートストラッピングのための数多くの vRO ワークフローを提供します。

既に vRealize Automation (vRA) および vRO を用いて自身の環境にマシンをプロビジョニングしている場合、新たな vRO プラグインは Chef を使っている環境へ導入することや既存の vRO と Chef の間のギャップを埋めることに役立ちます。次は新規仮想マシンをプロビジョニングする際の使用例です。

  • エンドユーザーが vRA を用いて新規仮想マシンをリクエストします。
  • vRA が Node を作成し「base provisioning」vRO ワークフローを実行します。
  • 「base provisioning」ワークフローが、VM を使用可能にするための企業ごとの手順を実行します:

    • VM の OSネットワークと DNS構成を設定します。
    • DNS サービスへ登録します。
    • 会社 の CMDB にホストを追加します。
  • 「base provisioning」ワークフローが vRO Chef ワークフローを実行します:

    • Node をブートストラッピングをし、Chef ソフトウェアをインストールします。
    • すべての Node にある会社の「base」Cookbook を含む Node の run_list を設定します。
    • Node の Environment を設定します。
    • chef-client の first_run を実施します。

vRO と Chef の組み合わせはすべてのユーザーに利益をもたらします。VMware チームはエンドユーザーに VM 作成と,それらの VM のプロビジョニングを集中化するセルフサービスオファリングを提供することができます。そして、エンドユーザーはこれからも Chef の機能を用いて、会社のアプリケーションの起動と構成を自動化することができます。

Chef ユーザーとして vRA と vRO リソースを利用する最善の方法は、Chef の API ドリブンのオープンソース統合プラグインを使用することであると忘れないでください:

  • knife-vrealize: Chef の knife ツールを用いて vRA を直接利用し、ホストを作成し管理します。そして任意の vRO ワークフローを実行します。
  • kitchen-vra: Test kitchen 内から vRA リソースを用いて vRA 管理のインフラ上で Cookbook をテストします。
  • kitchen-vro: vRO ワークフローを用いてリソースをスピンアップし、Test Kitchen 内で Cookbook をテストします。
  • chef-provisioning-vra: 真の「infrastructure as code」です。vRA 管理の VM や Chef Recipe 内の他の Resource をプロビジョニング可能にします。

もし現在、組織で相当の vRO 投資をしている場合、Solution Exchange 上の VMware の Chef vRO プラグインは、エンドユーザーに Chef の素晴らしさを最大化する良い方法かもしれません!

新規CTA