[和訳] Chef Analytics 1.3.0 リリース #getchef
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本稿は Chef Analytics 1.3.0 Release (2016/02/18) の和訳です。
downloads.chef.io より Chef Analytics 1.3.0 のダウンロードが可能になったことをお知らせします。このリリースにはマイナーなバグ修正とデータマネージメントを改善するためのデータベースの新機能を含んでいます。1.3.0 のデフォルトとして含まれているパーティションを一度インストールすると、やり直す場合はデータが失われますので気を付けて下さい。 新しいコマンドやコンフィギュレーションがありますので、新機能をより有効に利用するためにアップデート方法をお読みください。
バグ修正
Organization のドロップダウンがページよりも長い場合、スクロールしながら見ることが可能になりました。
データマネージメント
データベースのパーティショニングをサポートする pg_partman を利用することにより、データマネージメントがより簡単になりました。このリリースでは最大のテーブルやアクティビティでパーティション利用が可能になりました。パーティションを使用することの利点は、古いデータがドロップされた場合にディスク領域を簡単に再利用することができることです。デフォルトではパーティションが利用可能となっており、アクティビティのデータ保持の期間は 1年にセットされています。これらは opscode-analytics.rb ファイルの設定を変えることで変更できます。パーティションを利用することを推奨します。パーティションを使用したくない場合は設定に次の行を追加してください:
features['partitioning'] = false
上記の設定は 1.3.0 のデフォルトインストールで reconfigure を行う前に追加する必要があります。なぜならパーティションを一度インストールしてしまうと、データを失わずにアンインストールをすることができないからです。 詳細は Configuring Analytics を読んでください。
新しいパーティションへのデータの移行
Analytics 1.3.0 にアップデートする前にご確認ください:
一度 Analytics 1.3.0 で reconfigure を実行すると、パーティショニングがインストールされます。パーティションを実施されたテーブルでは opscode-analytics-ctl purge-nodes が動作しないため、opscode-analytics-ctl purge-nodes でノードデータを削除することができなくなります。ノードデータは 1.2.0 以降保存されないようになっていますが、小型化が必要な古いデータがまだ残っている可能性があります。もし、ディスク領域に関する懸念がある場合は、1.3.0 へ reconfigure を実行する前にこのコマンドを行ってください。
1.3.0 での reconfigure が終了したら、新しく作成されたパーティションテーブルへ既存のデータを移行します。パーティションへデータを移行するためには、opscode-analytics-ctl migrate-partitions コマンドを実行してください。既存のデータ量によっては時間がかかる場合がありますので、このコマンドを実行する際は Analytics の使用を中止することを推奨します。この手順を行わない場合、パーティションを使用する上でのパフォーマンスの利点を得ることができないだけでなく、データ保持のプロセスは古いデータの削除をすることができなくなります。