[和訳] Chef Compliance 0.9.10 リリース #getchef
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本稿は Chef Compliance 0.9.10 Release (2016/01/18) の和訳です。
Chef Compliance 0.9.10 が Chef ダウンロードサイト からダウンロード可能になりました。これは Chef Compliance のすべてのユーザーにアップデートを推奨するマイナーリリースです。以下、0.9.6 リリースから追加された強化項目とバグ修正です。
強化項目
- 秘密鍵がアップデートできるようになりました。
- API と UI におけるスキャン失敗のレポート機能が追加しました。
- レポート機能: 到達不能 Node と正常な Node の結果を分けてレポートするようになりました。
- Node レポートで失敗状況を通知するようになりました。
- ユーザーによる編集の際、パスワードなしで保存できるようになりました。
- スキャンに失敗した場合の InSpec の新しい終了ステータスに適合するようにしました。
- コア機能: 「not in sudoers file」エラーを追加しました。
- 日付のフォーマットにタイムゾーンを含むようにしました。
- UI 作動後に成功/失敗のメッセージを表示するようにしました。
- フォームページの最初のテキスト入力場所にオートフォーカスするようにしました。
- 必須フィールドとキャンセルボタンを追加しました。
- バックエンド関連の InSpec の設定を JSON 経由で受け渡せるようになりました。
- UI 内で Chef Compliance のバージョンを表示するようにしました。
- 予定のジョブが過去の一回限りの日付を持っている場合は拒否し、エラーを表示するようにしました。
- tarball/zip アーカイブ処理を改善しました。
- Chef Compliance 内でのログの探し方に関するドキュメントを作成しました。
- Chef Compliance アップグレードに関するドキュメントを作成しました。
修正済バグ
- 他のユーザーのパスワードを編集した場合、そのユーザーをログアウトさせてしまう
- ジョブスケジュールテストが 1月に実行できなくなる
- 古い型の metadata.rb がないとプロフィールをアップロードできない
- プロフィールのルートを探すのに inspec.yml も使用する
- 0.9.9 へアップグレードした後、スキャンができなくなる
- ssh/winrm パスワード認証を使用する Node の編集に、パスワードを要求する場合がある
- sudo パスワードを使用した際、接続に失敗する
- Node 編集にパスワードを要求しない
- 設定ページから 404 API コールを削除
- UI: 追加/削除の後にキーリストを更新しない
- 名前のバックドロップアイテムがホスト名+ポートとならず、id 経由での認証 Node 名を UI に表示してしまう
- 401 Unauthorized API レスポンスがログインページにダッシュボードリダイレクトをしない
- UI: プロフィールのアップロードエラー時にユーザーフィードバックを表示しない
- chef-compliance.rb 処理においてエラーを表示するように修正
- リソース registry_key { should_not exist } が利用できない
- スキャンレポートにおいて ID でなく Node 名を表示する
- inspec: 「this is the command line」ログにおけるパスワード(login/sudo)の編集
- shared/backend_sshcmd: shellout からのパスワードをマスクするように修正
このリリースは InSpec 0.9.9 も含んでいます。変更履歴の完全版は こちら をご参照ください。
Chef Complianceのアップグレードに関する説明は こちら をご参照ください。