[和訳] 2018年版 Docker技術習得のための5つのTips #docker
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本稿は 5 tips to learn Docker in 2018 (2018/1/5) の和訳です。
新年を迎えるにあたって読者の皆さまも2018年の抱負を抱かれたことと思います。この時期は、新たに習得したいスキルや技術について考える絶好の機会です。年々大きく変化するテクノロジーの進歩に伴い、企業は既存のレガシーアプリケーションやインフラストラクチャのイノベーションとモダナイゼーションに関心を寄せています。それに加え、Visa社、MetLife社、Splunk社などの企業がDocker EEを本番環境において次々と採用しているため、Docker関連の仕事は増え続けています。そこで2018年は、読者の皆さまもDocker技術の習得を目指してみませんか? 今日はDockerの学習に役立つ5つのTipsをご紹介します。
1. Dockerで遊ぼう: Dockerの遊び場とトレーニングサイト
Play with Docker (PWD)は、ユーザが手軽にDockerコマンドを実行できるDocker プレイグラウンドとトレーニングサイトで構成されています。ここでは無料のLinux仮想マシンを使用し、ウェブブラウザを通してDockerコンテナの構築および運用ができます。さらにクラスタの作成も可能です。詳細は DockerCon 2017の動画 をご覧ください。トレーニングサイト: training.play-with-docker.com では、入門レベルから上級レベルまでの開発者およびITプロフェッショナルのための、豊富な情報を有するDockerラボと、ユーザからの様々な質問をご覧いただけます。
2. DockerCon 2018に参加しよう
昨年のDockerConを逃してしまった方々は、2018年6月12日から15日にかけてカリフォルニア州サンフランシスコのモスコセンター(Moscone Center)で開催される DockerCon 2018 にご来場ください。DockerCon はコンテナコミュニティの人々が集い、学び、参加し、協力する場です。参加者は入門レベルから上級レベルまで様々で、どの来場者もみなDockerConに参加することでスキルアップし、よい刺激を受けています。DockerConでは2日間の終日トレーニングに加え、100以上のセッションや無料のワークショップ、ハンズオンラボなどを開催します。またそこに集う様々な参加者の豊富な経験にも触れることができるので、Dockerを学びたいと考えている方には特におすすめのイベントです。
3. Docker Meetupに参加しよう
Docker Meetup支部の検索 で、お住まいの地域にあるDockerのユーザグループを探してください。81か国200以上の支部の中から、お近くの支部がきっと見つかるはずです。Docker Meetupに参加することもDockerを学ぶ上で有効な方法です。ユーザグループを運営するコミュニティリーダーは、新たな参加者向けの初級講座Docker 101や、ハンズオントレーニングを開催しています。
お住まいの地域に支部がない場合は DockerオンラインMeetupグループ にて、オンライン参加も可能です。
※訳注: 日本には Docker Meetup Tokyo (connpass) が存在します。
4) Dockerキャプテンを探そう
DockerキャプテンとはDocker のエキスパートで、所属するコミュニティ、組織、エコシステムなどのリーダー的存在です。キャプテンたちは、自分の知識をほかの参加者とできる限り共有することに尽力しており、Docker社はその活動を支持しています。彼らは助言者であり、アンバサダーであり、コーダーであり、貢献者であり、クリエイターであり、ツール構築者であり、登壇者であり、師であり、メンテナーであり、スーパーユーザでもある人物で、このプログラムを維持するために、積極的な世話役であることを求めらています。
すべてのキャプテン をツイッターでフォローしましょう。また キャプテンたちのGitHubリポジトリ で、彼らが取り組んでいるプロジェクトを確認できます。Dockerキャプテンは自らの専門知識を、オンライン/オフラインの別なく、意欲的に世界中の人々に届けています。キャプテンのプロフィールページ に載っているリンクから、気軽にキャプテンたちとつながってください。住んでいる国や専門知識などで検索すれば、お気に入りのキャプテンが見つかるでしょう。
5. トレーニングと認定証
2017年10月16日 DockerConヨーロッパ にて、Docker社の新たな公認アソシエイト(Docker Certified Associate:DCA)による認定を開始しました。これはコンテナ技術であるDocker EEの専門知識レベルを計る評価基準で、実社会で役立つものです。今日の雇用市場において、コンテナ技術のスキルを持ったエンジニアは引く手あまたです。この認定証は専門性の高いエンジニアの証となります。Docker社の認定を受けたエンジニアは、Docker EEを使用して大規模なエンタープライズワークロードを運用できるプロフェッショナルとして、ほかのエンジニアとは一線を画す存在です。また認定ロゴをご自身のレジュメやソーシャルメディアのプロフィール覧に表示することもできます。さあ、DCA認定試験に向けて準備を開始しましょう。受験日程 を決める前に、模擬設問と受験対策情報を含む スタディガイド をご覧ください。
訳注: 弊社では定期的に Docker社公認トレーニングコース を開催しています。