
これまでについて
Q1.
入社されてからの期間と、これまでの経歴について教えていただけますか?
2015年9月に入社して、今年の9月で丸10年になります。9年で色々なことをやってきましたが、まだまだやりたいことがたくさんあります(笑)
元々は東京生まれ東京育ちですが、コロナを機に沖縄へ移住しました。妻と3人の子どもと5人家族で暮らしています。2,3ヶ月に1回ほどのペースで東京に来ています。コロナ禍でフルリモートになった時に「住む場所は東京じゃなくてもいいんじゃないか」と考え始め、沖縄でいい物件との出会いもあって移住を決めました。
新卒からエンジニアとしてキャリアをスタートし、最初は4年弱ネットワークエンジニアとして働いていました。その後、ネットワークの運用を自動化するツールを開発することをきっかけに、ソフトウェア開発の道へ進みました。
Q2.
クリエーションラインをどのように知り、入社を決めたのでしょうか?
入社当時のクリエーションラインは、技術的に最先端を行っている会社という印象があり、「こういう会社にいたら成長できる」と考えました。ギークで、向上心のある人に囲まれて自分も切磋琢磨したいという気持ちが強かったですね。入社後は毎週のように新しい情報が飛び交う環境があり、ワクワクしながらそれまでの人生では経験したことがないスピード感で成長していくことができました。
どんどん新しいことに挑戦できる環境だったので、数多くの成功と失敗を経験することができました。

日々の業務について
Q3.
現在の業務内容について教えていただけますか?

VPoEとして、エンジニアリングチームのあれやこれやを担当しています。ミッションとしては「エンジニアリングチームのメンバー一人ひとりが、顧客に対する価値提供の力を発揮9割、向上1割にするための組織開発を実施する」ことです。
具体的な役割としては、事業成長のための組織化サポート、エンジニアリング組織の基盤強化、チームリーダーの育成を行っています。育成というと偉そうな感じがしますが、上司と部下のような上下関係はなく、役割分担をしているチームメンバーと捉えています。毎週チームリーダーたちと1on1を実施して、目標達成を一緒に目指しています。リーダーが判断しやすくするための支援や、直感ではなくデータで判断できるよう客観的なデータを提供し、同じ目線に立つよう心がけています。
Q4.
1日のスケジュールを教えていただけますか?
1日のスケジュールとしては、朝9時頃に仕事を始めて、18時には終業するようにしています。9:45から毎日チームリーダーの朝会をしています。日中はチームリーダーとの1on1 や各種会議に時間を多く使っています。
空いた時間には「何かを可視化するための仕組みづくり」をしています。売上や組織、原価、利益率などを社内の誰でも、いつでも最新情報を見られるようにしています。性善説をもって情報を公開するというポリシーで、必要になった時に全メンバーが情報にアクセスできるということを心がけています。
現在は常に30〜40あるプロジェクトの状況が見られるようにする取り組みも進めています。
Q5.
社内のコミュニケーションについて工夫されていることはありますか?
一番はコミュニケーションの頻度と質です。フルリモートワークなので直接顔を合わせる機会がなく、単純接触効果が働かないため、いわゆる信頼貯金が減りやすい傾向にあると思っています。そのため、チームリーダーたちとは3ヶ月に1回以上の頻度で顔を合わせるようにしています。
私自身、東京に出向くときは「コミュニケーションと信頼関係を構築する時間にする」と決めています。タスクをこなす一人作業はせず、人と関わることに時間を使うことを大切にしています。

Q6.
リモートワークのために、どのような工夫をされていますか?
仕事部屋で集中できる環境づくりにお金をかけています。自分の作業スピードにPCがついてこないことにストレスを感じたくないので、オーバースペックなデスクトップPCを使っています。周辺機器もゲーミングデバイスを揃えて、極力遅延が無いような環境にしています。
また、リモートでも効果的なコミュニケーションができるよう、様々な取り組みも行っています。バーチャルオフィスを活用したり、定期的にオンラインイベントを企画したりと、物理的な距離を感じないための工夫を心がけています。
Q7.
クリエーションラインに入社してから得た経験は、現在どのように活きていますか?

最先端のIT技術を身につけることができたのは入社前の期待どおりでしたが、技術以外にも幅広いスキルと視点が身についたことは大きいと思います。「Chef」というIaCのツールを日本向けに展開していた経験から、海外の製品を日本のユーザーに使ってもらうためのエヴァンジェリスト(伝道師)のような役割も担いました。ただ説明するだけでなく、魅力を感じてもらうプレゼンテーションのための心得とスキルをそこで学びました。
また、20代のうちに新しい事業の立ち上げにリーダーとして携わる機会を得られたことも貴重な経験でした。さらに様々なコミュニティとの関わりや、大手企業のリーダーの方々と交流する機会を通じて、自分の視野が大きく広がったと感じています。
これらの経験が、現在のVPoEとしての仕事に活きていると感じています。エヴァンジェリストの経験が情報伝達の仕方や研修をする時にスキルとして活用できており、組織開発のファシリテーションにも活かせていると思っています。
また、VPoEとして事業目標に対してコミットしているという観点では、事業リーダーで得た経験、コミュニティで法人を運営して得られた財務知識、大手企業のリーダーの方々との関わりから得られた経験と視野が活かせています。
このページをご覧になっているあなたへ
Q8.
最後に、これから入社を考えている方へメッセージをお願いします。
「クリエーションラインという環境に身を置くなら、ぜひ楽しんでください」ということ。
人生は一回きりなので、せっかくなら仕事においても良いことも悪いこともたくさんの経験ができた方が楽しいなと私は思っています。
そこに共感してくれて、色々な経験を楽しめる人と一緒に働けると嬉しいです。

荒井裕貴が答えるQ&A
入社後に驚いたことは?
- 「程よい無茶振りのカルチャー」です。もちろんポジティブな意味です。半年〜1年先にできそうなことを今のタイミングで求められることがあり、自分の予想を上回るペースで成長できる環境でした。思っていた10倍のスピードで成長できたと感じています。
尊敬している社員はどんな人?
- たくさんいます!各リーダーはそれぞれ違った強みを持っていて、みな尊敬できる部分があります。自分には持っていない、優れている点を持っている人を尊敬しています。
仕事でつらいときどう乗り越える?
- 独特かもしれませんが、忙しくてつらくなると、引っ越しをしたり移住をしたりと、ライフイベントと仕事の忙しい時期を重ねるようにしています。仕事だけが忙しいとプライベートでも仕事のことばかり考えてしまいバランスが悪くなるので、新しいライフイベントを起こして、どちらも忙しくするんです。一見矛盾しているようですが、これが私なりのバランスの取り方です。
プライベートの過ごし方は?
- 趣味はたくさんあります!ゲーム、釣り、スキンダイビング(素潜り)、素潜りして魚を突く「もりつき」、家庭菜園(水耕栽培)など、多岐にわたります。沖縄の自然を活かした趣味が増えましたね。もちろん子どもたちと遊ぶ時間も大切にしています。