2021年1月27日

クリエーションライン株式会社

本日発表されたGitLab社製品のプラン改定について

この度、GitLab Enterprise Edition及びGitLab.comを開発するGitLab Inc.より、「GitLab Starter」及び「GitLab.com Bronze」の販売終了、製品名変更の発表がございましたので、ご案内申し上げます。

GitLab社製品のプラン改定について

販売終了する製品名 GitLab Starter(セルフホスト型ライセンス) GitLab.com Bronze (SaaS型ライセンス)

名称を変更する製品

GitLab Core GitLab Self-Managed-Free
GitLab.com Free GitLab SaaS-Free
GitLab Premium GitLab Self-Managed-Premium
GitLab.com Silver GitLab SaaS-Premium
GitLab Ultimate GitLab Self-Managed-Ultimate
GitLab.com Gold GitLab SaaS-Ultimate

販売終了日

2021年1月27日(US時間で2021年1月26日) ※発表アナウンスと共に即日発効

販売終了日以降、新規のお客様には GitLab Starter 及び GitLab.com Bronze の販売はいたしかねます。ご了承ください。 既存の Starter/Bronze のお客様につきましては、ご利用中のサブスクリプションの契約終了日までご利用が可能です。プラン移行につきましては GitLab Inc. の提供するオファーのご案内を差し上げます。 販売終了理由を含む、GitLab Inc. からのアナウンスについては文末のリンクからご覧ください。

StarterからPremiumにアップグレードするメリット

Premium版では、運用生産性の向上、デリバリスピードの向上、コンプライアンスリスクの削減に資する機能を提供しています。

プロジェクト計画 プロジェクト計画の観点でもっとも効果の大きいものとして、Epicが使えるようになることが挙げられます。Epicとは大きな作業のあつまりを意味し、Epicを活用することにより細分化されたイシューをまとめて管理することが容易になります。Epicにはロードマップと呼ばれるガントチャートのような時系列可視化機能も含まれています。開発ベロシティを上げDevOpsを実現するにはもってこいの機能となります。 関連して、イシューボードの高機能化もPremium以上で利用可能となり、担当者ごとのイシューの進捗状況管理が容易になります。

CI/CDと運用の高度化 DevOpsを実現する上で、グローバル運用ダッシュボードも利用可能となります。Free版(および旧Starter)では個別のプロジェクトでのみ運用状態を確認できていたものが、複数のプロジェクトをまたがった運用ダッシュボードによりどのプロジェクトで問題が起きているのかをマネージャーが素早く見つけることができます。 複数プロジェクト間をまたがるパイプラインの可視化やマージトレイン機能により、コンプライアンス規程に即した形でのデプロイパイプラインワークフローが実現可能となります。 また、近年の開発運用サイクルの中で重要となってくるブラウザパフォーマンステストや負荷試験もGitLab CI/CDワークフローの中に組み入れることができます。

バリューストリーム分析 ポートフォリオマネジメントの観点では、バリューストリーム分析が提供されます。どの開発チームが生産性を高く維持できているのか、投資したい製品に対してどのように開発リソースを配分できているのかもUIで確認できるようになります。

監査とコンプライアンス コンプライアンスの観点からは、監査機能が強化されます。Free版(および旧Starter)では一部の監査ログしか確認できませんが、インスタンス全体でのイベント監査ができるようになります。また、そのイベント監査専用のユーザーアカウントを払い出すことができ、より安全に監査業務を実践することが可能となります。その他、接続元IPアドレスの制限、不正コミットの拒否、コミットに対するサイン必須化など不正を防止する各種機能が搭載されます。

高可用性対応・災害対策機能 開発基盤システムとしての運用・管理面では、HA構成のサポートが提供されます。遠隔地や異なるリージョンを活用することにより災害対策(DR)の要件を満たすことができるようになります。(実際の構築はお客様自身または当社プロフェッショナルサービス(有償)が別途必要となります

GitLab Inc.からのアナウンスはこちら(英語)

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