2018年6月15日

報道関係各位

クリエーションライン株式会社

クリエーションライン株式会社、 ヤフー株式会社での構成管理フレームワーク「Chef」導入支援事例を発表 〜 5万3千台を超えるサーバの自動化可能な運用を実現 〜

・クリエーションラインがヤフーで構成管理フレームワーク「Chef」の導入を支援。現在5万3千台を超えるサーバの構成管理にChefを活用 ・近年、負荷のかかるサーバ運用を効率化するツールとしてオープンソースのChefが選ばれるケースが増加。ChefはFacebookでも採用されている技術 ・クリエーションラインは国内で唯一のChef認定パートナーとして、ヤフーのChef 活動をサポート クリエーションライン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:安田忠弘、以下”クリエーションライン”)は、5月24日(現地時間)アメリカ合衆国シカゴにて開催されたChef Conf2018の講演で、日本最大級のインターネットサービス「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー株式会社(以下ヤフー)における構成管理フレームワーク「Chef」(シェフ)の大規模導入事例を公開したことを発表します。 クリエーションラインは国内で唯一のChef認定パートナーとして、Chef社と協同してヤフーのChef 活動をサポートしています。 Chefは、米Chef社が提供する、クラウドコンピューティングを自動化することに特化したオープンソースの構成管理フレームワークです。ヤフーではアメリカのYahoo! Inc.での使用実績及び技術的なメリット(スケーラブル且つRubyによる表現力を活かした柔軟な構成管理を実現できること)を評価しChef導入を決定。クリエーションラインのサポートで導入後も積極的に活用してきました。2015年に20数台であった管理サーバ数は今では5万3千台を超える状態にまで拡大し、属人化せず自動化可能な運用を実現しています。 数万台規模のサーバの運用・管理は非常に負荷の大きい業務です。昨今の仮想化、クラウドの普及でシステム負荷に対応したサーバの増設は比較的容易になりました。しかし、その構築や設定作業は変わらず属人化しているため効率が悪く、人的ミスの危険という課題が指摘されがちです。そうした中でChefは、サーバとアプリケーションの構築を自動的に行えるツールとして、大規模なデータセンターを抱えるオンラインサービス事業者やクラウド事業者に注目されてきました。すでにFacebookのデータセンター自動化ツールとしても採用されています。 ヤフーでもRubyベースで記述ができ管理しやすいことや習得が容易であること、世代管理の確実性やノウハウ共有による運用効率化という点が高く評価されています。社内で積極的に普及活動を行い、日本最大級のインターネットサービス「Yahoo! JAPAN」の開発基盤を支えるツールとしてなくてはならない存在になっています。 そして今後、ヤフーではChefの他の機能についても利用していく見込みです。クリエーションラインはヤフーにおけるChef利用のサポーターとして、最大限にその価値を引き出すべく、利用時のご相談やトレーニングの実施等、引き続き協同してまいります。
■クリエーションライン株式会社について 2006年1月設立。「IT技術によるイノベーションにより顧客と共に社会の進化を実現すること」をミッションとして、クラウド、OSS、アジャイル、DevOps、データ解析・機械学習等の先端技術について多くの経験および知識を有しており、1) 高可用性を実現する高度なネットワーク、ストレージ設計能力、2) マイクロサービス化・データ解析アルゴリズム作成などの高度なソフトウェア設計・作成能力、3)インフラから上位レイヤーの各種サービスに対して自動化など効率的な運用監視を実現する技術ノウハウを持つ技術者集団です。国内外の大手通信事業者、データセンター事業者、サービス提供事業者などに対して多くの実績を持っています。事業およびサービス詳細は、ウェブサイトをご参照下さい。 ■このプレスリリースについてのお問い合わせ先 クリエーションライン株式会社 マーケティング担当 近藤 E-mail: sales@creationline.com