SSG パート3:GitLab Pagesを使用してあらゆるSSGサイトを構築 #GitLab #SSG #GitLab Pages
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本ブログは「GitLab」社のブログで2016年7月17日に公開された「SSG パート3:GitLab Pagesを使用してあらゆるSSGサイトを構築」の日本語翻訳です。
SSG パート3:GitLab Pagesを使用してあらゆるSSGサイトを構築
投稿者:Marcia Ramos
どの静的サイトジェネレーター(SSG)がGitLab Pagesで使用できるのでしょうか?SSGサイトをビルドするために、どのようにGitLab CIを設定すれば良いでしょうか?サンプルはどこで見られるのでしょうか?
これらの質問にピンと来た方は、このブログシリーズをぜひご覧ください。「静的サイトジェネレーター(SSG)」という共通のテーマで3つのブログをアップしています。
今回の「SSG パート3:GitLab Pagesを使用してあらゆるSSGサイトを構築」では、GitLab CIを使用したSSGのサンプルをご紹介しますので、ご自身のニーズに合わせてご利用ください。
過去の投稿もご覧ください。
注:このシリーズは、ウェブ開発に精通している方、静的サイトジェネレーターに興味があり、GitLab Pagesでのサイト構築をお望みの方を対象としています。
GitLab Pagesを使用してあらゆるSSGサイトを構築
静的サイトジェネレーターに関する前回の記事では、静的ウェブサイトと動的ウェブサイトの違いと、モダンなSSGに関する概要をご説明しました。それでは、GitLab Pagesでどのように使用できるかを理解していきましょう。
GitLab Pagesを使って、任意のSSGをホストし、ビルドできます!また、カスタムドメインやSSL/TLS証明書を使用したり、好きなだけサイトを作成したり、プライベートリポジトリからサイトをデプロイできます。
そして、GitLab.comでは全て無料でできます!GitLab Pagesに馴染みのない方は、「GitLab PagesでGitLab.comをホスティングする」という記事をお読みになると、GitLab Pagesの情報や、段階を追った詳細な手順方法がわかります。詳細については、クイックスタートガイドおよび公式ドキュメントをご参照ください。
SSGのサンプル
次の表では、GitLab Pagesでビルドされ、GitLab.comでホストされているSSG サイトのサンプルをいくつかご紹介します。 その中には、コミュニティからのコントリビュートも含まれています。皆さんからのコントリビュートもお待ちしております!
GitLab Pagesを使ってサイトを構築する際に重要なのが、 . gitlab-ci.yml . と呼ばれるGitLab CIの設定ファイルです。
GitLab CIを使用してGitLab Pagesを生成するためには、 pages というジョブを作成し、コンパイルしたサイトを public フォルダに生成する必要があります。それ以外は、すべて皆さんのニーズに合わせて調整可能です。
下の表では、それぞれのプログラム言語ごとにまとめています。
プログラム言語:Ruby
プログラム言語:Node JS
プログラム言語:Python
プログラム言語:Go Lang
SSG | ウェブサイト | プロジェクトURL | 設定 |
---|---|---|---|
Hugo | Beautiful Hugo Theme (Default) | Source on GitLab | Default |
その他のサンプル
以下のGitLabグループでは、さらに多くのサンプルをご覧いただけます。
グループ | 言語 | SSG |
---|---|---|
Pages (Official) | Ruby、Node、Pythonなど | このブログで紹介されているすべてのSSG |
Jekyll Themes | Ruby | Jekyll |
Middleman Themes | Ruby | Middleman |
Themes and Templates | その他 | その他 |
注:これらのテーマ、テンプレート、SSGは独断で選んだもので、GitLab CI を使用したサンプルとしてご紹介する目的で掲載しています。
FAQ:どのSSGから始めるのが良いでしょうか?
これはなかなか難しい質問で、簡単に答えられるものではありません。3、4種類のSSGをローカルにインストールし、実際に試してみるのが一番かもしれません。こちらのリストも参考になるかもしれません。
まずどこから始めればいいのかわからない方や、静的サイトジェネレーターを使ったことがないという方には、Jekyllから始めることをお勧めします。理由は以下の通りです。
- 内容が非常に充実している
- 検索して得られる情報量が多い
- テンプレートエンジンがよくできており、コードを間違えることがない
- 習得が容易
しかし、これは単なる提案に過ぎず、より良い選び方があるはずです。例えば、あなたがプログラマーであれば、SSGが書かれている言語(Ruby、JavaScript、Pythonなど)に応じて、自分が慣れ親しんだものを選べば良いでしょう。PHPの開発者であれば、PHPのテンプレートエンジンを搭載したSSGを選ぶとよいでしょう。
困った時は・・・
GitLab.comのGitLab Pagesに関してわからないことがありましたら、こちらからお気軽にご連絡ください。Pagesグループでイシューを作成することもできます。
まとめ
この記事をもって、SSGに関する連載は以上となります。このブログで静的サイトジェネレーターの仕組みや機能をご理解いただき、静的サイトジェネレーターを使い始めるきっかけとなれば幸いです。新しいSSGやご自身のテンプレートを使用して、ぜひとも先述のグループ等にコントリビュートしてください。