こんにちは。
Pulseに続きIBM Cloud Event 2014に参加いたしました。それはPulseに比べたら規模も比較に値しませんが、簡単にレポートいたします。
まずはIBM香港のMarkからイベント概要紹介と導入があり、続いてSoftLayer CEO Lanceの講演です。基本的にはPulseの時と同様にイメージムービーが流れた後Lanceの登壇です。
そしてSoftLayerの生い立ちから概要、提携企業とテクニカルパートナー、特徴と強み、そしてIBMと手を組むことによるこれからについて。Pulseの時と比べた感想としては、BlueMixに触れるのに加えて、OpenStackへの取り組みが紹介されました。OpenStack Summitのプレミアスポンサーになるという記事も見かけましたので、今後はより前面に出てくるのではないでしょうか。
次に香港の起業について現地のキーマン達のパネルディスカッションに続いて、SoftLayer APAC(アジアパシフィック地域) General ManagerのDaryl Webbから、APACにおける展開の紹介です。
Darylいわく、2014年中にAPACエリアに新しく6つのデータセンターを設立すると宣言しています。
また、香港にデータセンターが出来る強みとしては、シンガポールデータセンターも併せて活用することにより、データセンター間をシームレスにコントロール可能なSoftLayerの強みを、より活かすことが可能になるという点と謳っています。
Darylにつづいて、オンラインチケット販売のticket.comの事例と、ソーシャルゲームの6wavesの事例紹介です。ticket.comにおいては大物アーティストのチケット販売時トラフィックが莫大であるということに加えて、詳細は省きますが過去DDoS攻撃を受けた際の教訓を活かして、セキュリティにも定評のあるSoftLayerを選択したと述べています。
6Wavesの事例は残念ながら聴くことは出来ませんでした。というのもSoftLayer APAC Community Development ManagerのCasey Lauのはからいにより、IBM香港、SoftLayer、そして香港のスタートアップ界のキーマン達を交えたラウンドテーブルディスカッションに同席させていただいたからです。
内容の詳細は省きますが、参加者はIBM香港のマネージャーに加えて、実際の起業者、ファウンダー、スタートアップカレッジ、スタートアップの重要なファクターであるコワーキングスペースのファウンダー、そしてLanceも交えて時間を大きく超過する熱い議論がなされていました。私はまだ数回しかLanceの話す場を見ておりませんが、今までで一番力を込めて話す姿であったような気がします。このような貴重な機会に恵まれたことに心から感謝するとともに、日本でも同じような取り組みを実現することを心に誓った次第です。
以上です。